今回は、中学受験を経験して希望の進学先に行ったにも関わらず、学校を辞めたいと言い出したらという記事を読んだのでレビューしたいと思います。
これから希望の入学式を控えている御家庭には、あまり考えたくないテーマですが大切な話題だと思いとりあげることにしました。

せっかく合格したのに、学校をやめたいとか言い始めたら冷静になれない…
将来、ダイダイ家に同じようなことが起きたとしたら、やはり僕も動揺すると思います。
しかし、可能性としてはゼロではない話なので、今のうちにシミュレーションしておくことも悪くはありませんね。
この春入学する予定の進学先で、全ての学生さんが有意義な生活を送ることができることを願っています。
- 子供が学校をやめたいトラブルが起きた時の備えをしたい御家庭
【結論】
- 進学先を決めた理由を改めて考えることが重要である。
- 身体の変化の知識など、保護者が基礎知識を学ぶことも大切である。
【解説】
今回の元記事は、「自分で学べる子の親がやっている見守る子育て」などの著書を出版されている子育ての専門家の小川大介さんが書かれた記事です。
小川さん自身の御家庭も中学受験を経験され、中学受験の保護者の立場からの視点も含めて有益な情報発信をされています。
今回はバレエに専念するために中学受験をして進学先を選んだが、学校を中退したいと言い出した子供を抱える保護者の悩みについて、専門家の立場から回答されています。
小川さんの回答からは、受験前と進学後の環境変化について、丁寧に解説されていて、この時期にピッタリの学びがあるので紹介します。
元記事:バレエ専念のため中学受験したのに…「学校を辞めたい」と言う子の心理
習い事と学校のバランスを崩したケース
元記事の学生さんは、「のびのびと習いごとに取り組む」目的で、私立学校を選んで進学しました。
学校外の習い事に集中するために、学校内の部活に参加せず、学校に上手に馴染むことができずに学校を辞めたいと言い始めました。
授業の進度などとは別の理由で、学校が嫌になったケースについて、小川さんの見解を紹介します。

深海魚と呼ばれる状態とは違う悩みを抱えた場合、対応は独特の難しさがあると思います。相手は思春期の子供達ですから、親の言葉に無条件に反抗する可能性もあるからですね。
なぜ、その学校に進学することにしたのか
このような悩みを抱えた場合、その学校に進学した理由を再考することを小川さんはオススメしています。
元記事の学生さんでは、「のびのび」の理由を考えることだと思います。
- 「習い事の使う時間を十分作ること」を「のびのび」と考えていたのでしょうか?
- 「友達と仲良くなること」を「のびのび」と考えていたのでしょうか?
この正解は各家庭によって違うと思いますが、考え直すことは大切ですね。
入学前に想像していた学校と実際に進学したあとに感じる学校は、イメージと違う部分があるのは当然です。
イメージと違った時に、もう一度振り返って考え直すことが重要であることは覚えておきたいですね。

この時に、入学前には○○と言っていたなどと責めるようなことはしたくないですね。考えが変わることは当然なので、柔軟に対応したいですね。
身体が成長し、急激に変化していく時期
中学受験の有無に関わらず、中学生に入ると身体も成長期に入り、思春期の多感な時期に入ります。
新しい学校という環境の変化だけでなく、本人の身体も変化していく時期です。
「本人の身体の成長や変化」の部分はタイミングの個人差はあれど、必ず訪れます。
「思春期のホルモンの変化、精神面の変化などの知識を保護者が身に付けておくと良い」というアドバイスは納得です。
新しい学校という環境変化は想像できない部分がありますが、身体の変化はある程度予想できるからです。

現時点で特別トラブルが起きていないご家庭も、今の内から思春期に起きる身体の変化などは勉強しておくとよいですね。
個人的な意見
ここから先は、完全に個人的な意見です。
もし、ダイダイ家で同じようなことが起きた時にどう立ち振る舞うかを考えてみました。
- 学校は辞めることなく、解決策を模索する。
- 学校を辞めることも選択肢に入れて、解決策を模索する。
このどちらかのパターンになると思いますが、現状の心持ちとしては「学校を辞める」という選択肢をいれる勇気がないのが本音です。
本当は子供の成長を考えて進学先を決めているはずなので、子供の成長のため退学がベターなら選ぶべきだということは分かっています。
公立中学に進学した場合も、引越しをして転校するという選択肢をなかなか選べないだろうなと思っている自分がいます。
なので、中学受験をしていたら、なおさら勿体ないと思ってしまいそうです。
春から長男が小学生になるので、もし学校でトラブルがあった場合の立ち振る舞いを考えておきたいと思っています。
「子供の成長」という視点で、冷静な判断ができるように、保護者として成長していきたいです。
【まとめ】
- 進学後のトラブルに対して、思春期の身体と精神面の変化を勉強することは有効である。
- 学校でトラブルが起きた時、進学先を選択した理由を再考してみることをオススメする。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
今回の記事を書かれた小川大介さんの著書を紹介します。
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