「父親の狂気」というインパクトのあるタイトルの記事を読んだので、大事なポイントをレビューしたいと思います。
僕は空回りして父親の狂気にならないようにしたいので、今回の記事は新たな気付きがありました。

中学受験をサポートしてくれるのは嬉しいけど、中学受験漫画の「二月の勝者」の島津パパになるのは勘弁して欲しい。
父親の狂気で、中学受験をきっかけに家庭の雰囲気が険悪になるのは絶対に避けたいですね。
今回の記事は合否に関らず「中学受験に挑戦したこと」自体が良い経験となるために役立ちます。
- 中学受験に取り組む全ての御家庭
- 父親のサポートが行き過ぎてしまわないか心配な御家庭
【結論】
- 受験は「親のもの」ではなく、あくまで「子供のもの」と認識する。
- 「中学受験は唯一無二のルートではない」と意識する。
【解説】
今回の元記事は、中学受験ブロガーのゆずぱさんの取材記事です。
ゆずぱさんは、「かるび勉強部屋」というブログを運営されていて、中学受験の有用な情報を発信されています。
その活動の中で本も執筆されて積極的に活動をされている方からの「父親の狂気を避ける」ための考え方が解説されています。
元記事:「中学受験人気ブロガー」が提唱する“父親の狂気”に陥らない心得 子の受験を「自分ごと」にしない
サポートをする仕組みを作る
ゆずぱさんの御家庭では、夫婦ともに中学受験のサポートに参加されていました。
しかし、夫婦ともに多忙だったので、サポート体制の仕組み作りから始められたそうです。
記事内の仕組み作りの内容から、大事なポイントを2つピックアップしました。
- 「子供一人でできること」と「親と一緒でないとできないこと」を区別した。
- 父親と母親の役割分担を明確にした。
「子供が一人でできること」を分けて、自走できるようにすることは、受験を「自分のこと」にすることにも有用です。
逆に「親と一緒でないとできないこと」まで、一人でやらせると上手く計画がすすみません。
この判断は難しいと思いますが、ゆずぱさんの御家庭では子供の成長に合わせて対応されていました。
また、父親と母親の役割分担を明確にして、あいまいにしていなかったことも役立ったそうです。
ゆずぱさんの御家庭では、役割分担をお互いが守り、サポートの仕組みを守られていました。

各家庭にあったサポートの仕組み作りをすることが、中学受験に取り組むうえで重要であることが分かります。ここまで話し合うことができる関係性があれば、「父親の狂気」などは起きなくて当然だったと思いました。
中学受験を「親のもの」にしない
受験を親のものにしないために、「一人でできること」は自走することや「スケジュール作り」にも本人が参加していました。
そして、小学生なので計画通りに進まないことも受け入れていました。
「計画通りに進まないこともある」という前提で、心構えをしておくことも重要です。
「中学受験を始めたのなら、このぐらいは頑張って欲しい」という親の願望を捨てることも説明されています。

「子供の気持ちと育てること」と「親の感情をすてること」が、受験を親のものにしない重要なポイントなんだと思いました。なかなか難しそうですね、、
中学受験が唯一無二のルートではない
ゆずぱさんは中学受験が未経験でしたが、中学受験をしない道を知っていたこともメリットでした。
中学受験をしなくても、いくらでも選択肢があることで、思い詰めることがありませんでした。
たしかに中学受験経験者の方が、子供の中学受験の環境などに理解が深いかもしれません。
しかし、考え方によっては、中学受験以外の選択肢の理解が浅いとも言えます。
親の感情を捨てるために必要なことは、中学受験以外の道を知っておくことが大切ですね。

この記事を読む前は、僕自身が中学受験未経験であることを弱点だと思っていました。今後は、中学受験以外の道も知っていると前向きに考えることにします。
【まとめ】
- 子供の受験をサポートするために、仕組み作りを大切にする。
- 中学受験以外の道を知ることは、父親の狂気をさけるために有効である。
- 受験を親のものにしないために、「子供の自走」と「親の感情を捨てる」ことを意識する。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
今回のインタビュー記事のゆずぱさんの著書です。
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