【中学受験】地方の公立校育ちの「偏差値」の考え方

全般

「地方、公立校育ち、難関大進学」という中学受験で、たまに要注意人物として扱われることがあるジャンルについて、先日から解説記事を書いています。

このジャンルにはちょうど僕自身が当てはまるため、これまでの経験から記事を作成しました。

「テストの点数」「倍率」に続いて、最後のテーマは「偏差値」です。

「偏差値」に関しても特徴的な考え方がありますので、理解が深まることを願っています。

こんな人におすすめ
  • 「地方、公立校育ち、難関大進学」の人の考え方を理解したい方
  • 「偏差値」の考え方の違いを理解して、より良い学習環境を作りたい方

【結論】

  • 中学受験の偏差値帯の経験したことがない可能性がある。

【解説】

今回は、地方公立校から難関大へ進学した人の考え方を解説します。

地方公立校でトップ層にいた場合、偏差値もインフレした環境で育っています。

偏差値が60に届かないことの経験が足りない。

「倍率」の時の解説記事にも書きましたが、地方の公立校育ちでは厳しい環境で勝負したことの経験値が浅い可能性が高いです。

地方公立校ではテストを受けるときに「必ず勉強をしていない人」も一緒に受験します。

その結果、地方公立校では学内偏差値では比較的高い偏差値がでます。

中学受験と高校受験は偏差値が全く異なる。

「中学受験の偏差値が高校受験などと比べて低くでること」は、中学受験経験者なら当然知っていることだと思います。

しかし、中学受験未経験者には中学受験界の偏差値50が地元小学校のクラスでは優秀な生徒であることが分かりません。

偏差値60の壁は地方の公立校育ちの環境では、ある程度の努力を重ねれば超えることができる壁であり、「地方、公立校育ち、難関大進学」のジャンルの人には超えてきた壁となります。

地方公立校で偏差値60を超えてきた人達には、中学受験の環境が異なることを理解してもらう必要があります。

【解決策】

解決策は下記の本か「二月の勝者」を読むと、スッキリ分かると思います。

今だとテレビドラマにもなっていますね。

保護者間の言葉ではなく、本や塾などの資料を使い、他の人と比べる「偏差値」という評価には客観的なデータを示すことをオススメします。

「偏差値」の印象が違うことはこれらの本を読んだら、すぐに理解することができると思います。

ここで大事なことがあります。

「中学受験に参加しているだけで十分頑張っている。」ということも理解してもらうことです。

地方の公立校の環境と違い、「みんな一生懸命頑張っている環境」で勝負をしていることを理解することが重要となります。

【まとめ】

  • 地方の公立校育ちの親は、低めの偏差値帯(同じような実力、厳しめの環境の勝負)を経験したことがあまりない可能性がある。
  • 中学受験界の常識を本や塾の資料などを通じて理解してもらう必要がある。

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