中学入試本番まで残された時間が短くなってきましたね。
広島は1月受験の地域なので、広島入試の開幕戦のAICJ中学まで50日を切りました。
本番までに学力を伸ばすこと以外に、本番で実力を発揮する方法も考える必要があります。
今回は受験前の「勉強計画」に焦点をあてて、解説していきます。
全ての受験生が努力の成果を発揮できることを願っています。
- 入試本番までの過ごし方に不安を抱えているご家庭
- 本番前最後の模試で本番直前の過ごし方もシミュレーションしたい方
【結論】
「学力」×「本番で実力を発揮する力」=「入試の点数」であることを意識する。
受験直前の課題量は調整可能で、メンタルに大きく影響を与えるので注意する。
【解説】
学力向上が志望校の合格率を上げることは間違いありません。
全ての受験生が勉強して、学力を向上して点数アップに励んでいると思います。
しかし、入試本番では「実力を発揮する力」も求められます。
本番で実力を発揮するために、「過去問をする時には、家でもマスクをした状態で取り組む」など練習する受験生もいます。
今回は入試直前の課題量をどのように調整するかのメリット・デメリットを整理します。
多めの課題を準備する場合
受験前に少し多めの量を勉強量として計画しておく方法です。
- 手持ち無沙汰で、集中力が途切れることを避けられる。
- いつも通りの疲労度を保つことができる。
- 受験日当日まで、新しい知識に触れあえる。(かもしれない)
テストの前に勉強量が減ると気持ちが途切れてしまう場合は、課題をこなしながらキープする必要があります。
単純な計算や漢字の見直し、一問一答形式の復習などシンプルな勉強で集中力を保つことができる人もいます。
一方で、過去問演習を直前まで行う方が集中力を保つことができる人もいます。
本当に入試直前になる前に、勉強量と種類の計画が必要ですね。
- 残った課題が不安の種になるかもしれない。
- 新しい知識が混乱のもとになるかもしれない。
課題量を多くしておくことのメリットは「集中力の維持」と「疲労のキープ」の2点です。
「疲労度のキープ」は勉強しないと、疲れていないので眠れないタイプの人に必要です。
受験直前の生活リズムの乱れの原因に、「勉強量を落としてあまり疲れていない」ということが起きることに注意しなくてはなりません。
少なめの課題を準備する場合
受験前に確実にこなせる量の勉強量として、少なめの課題で準備するという方法です。
- やり残しがない状態を作り、メンタルが安定しやすい。
- 疲労度がピークを迎えている場合、疲労回復に時間を使える。
- 手持ち無沙汰が逆に不安を煽るかもしれない。
- 生活のリズムを乱す原因になるかもしれない。
課題が多いパターンと完全に表裏一体です。
どちらがよいというわけではなく、どちらのパターンが受験生本人に合っているかを判断する必要があります。
入試直前なのに勉強し過ぎる(勉強しない)などと不安にならないように、家庭内で受験前の過ごし方を相談しておく。
【おまけ】
僕は課題を減らして直前を迎えるタイプでした。
若干寝つきの悪さを感じていましたが、やるべき事は全てやったと自分に言い聞かしていました。
さらにテスト当日の休憩時間も、単語帳などのシンプルな作業だけにすると決めていました。
友達と話をしたり、聞こえてくる会話も無視していました。
この経験は大学受験の時になりますが、小学生の時に同じように行動できた自信は全くありません。
【まとめ】
- 本番当日の迎え方について、実力が最大限発揮するために過ごし方を考える必要がある。
- メリットとデメリットを整理して、受験前の課題量を調整した方が良い
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
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