私立学校は公立校に比べて、学費はどうしても高くなります。
一般的には中高ともに私立学校に通った場合、約300万円多くかかるとも言われます。
可能なら特待生や奨学金などを上手に利用して、学費と上手に付き合いたいですね。
今回、広島の私立学校に限定して、奨学金・特待生の情報をまとめました。
・私立学校に進学したいけど、費用をできるだけ抑えたい人
・コロナ不況など家庭事情が理由で、入学時と経済的状況が変化した人
【結論】
最難関校には、特待生制度の情報は明記されていない。
経済的な理由の奨学金は、セーフティーネットとして多くの学校で準備されている。
【解説】
特待生と奨学金について、ダイダイの広島受験ブログで説明する言葉の定義から説明します。
特待生と奨学金の定義
ダイダイの広島受験ブログでは、優秀な学力に対する優遇措置を「特待生」と定義します。
学校ごとに名称が異なることもありますが、「特待生」という言葉で解説していきます。
一方で、経済的な理由で学費などの援助が行われる制度を「奨学金」と定義します。
奨学金には無利子と有利子の違い、一定の学力水準を超えないと経済的な理由があっても付与されないものもありますが、便宜上経済的な理由のものを「奨学金」として、解説します。
私立学校の特待生と奨学金の一覧
各学校の公式HPで確認できた情報を一覧にしています。確認できなかった部分は空欄にしています。
奨学金の有無は学校独自の制度を示しているわけではありません。
学校が紹介している奨学金の有無で判断しています。
*学校名から、公式HPの奨学金・特待生に関する情報が公表されているページを確認できます。
最難関校は特待生制度がなくとも優秀な生徒が集まるため、特待生は確認できませんでした。
また、学校独自の奨学金制度を設けている学校も多くあり、対象者に該当するか各家庭でチェックが必要です。
【特待生・奨学金のチェックリスト】
特待生や奨学金の条件は学校ごとに違うので、説明会などで条件の確認が必要です。
確認しておいた方がよいチェックポイントを作りました。
・特待生認定の人数と必要学力
・入学時の費用免除の有無
・授業料の減免額(半額・全額など)
・特待生の評価頻度(半年ごと、1年ごとの見直しなど)
特待生として認定される条件は、基本的に公式HPでは正式に発表されていません。
兄弟枠の減免などは公表されていますが、学力水準は説明会などで直接問い合わせが必要です。
・経済的な条件 (年収○○万円未満など)
・給付型 or 貸与型(無利子か有利子)
・奨学金の見直し頻度 (1年ごと、卒業までOKなど)
・申請可能なタイミング
奨学金の方が特待生制度と比べて、条件などが複雑です。
また、奨学金は各家庭が積極的に情報収集しなければ、対象かどうかが分かりません。
学校側から各家庭の経済状況に積極的には介入しないので、各家庭で情報を集めなくてはいけません。
【まとめ】
- 広島の私立学校では、多くの学費援助の手段が準備されている。
- 使用できる制度は有効活用し、安心した学生生活を送りたい。
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コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
*2021年8/25に情報を追加して更新しました。
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