【中学受験】低学年から国名を少しずつ覚えてみよう。

全般

中学受験では世界地図に関して、あまり話題として取り上げられることはありません。

日本地図は漢字や白地図を覚えて社会科の勉強の準備が必要であり、受験勉強が本格化する学年になる前から取り組む内容があります。

一方で世界地図では漢字を覚える必要がなく、中学受験の関しては必要以上に白地図をマスターをする必要もありません。
しかし世界地図に関しても、低学年から国名や特徴を暗記しておくメリットがあります。

年少さんの国名暗記チャレンジに合わせて、世界地図と中学受験の関係性について解説します。

【結論】

ニュースの内容を理解できる程度に、世界地図を把握しておくことは中学受験に非常に役立つ。
ニュースで耳にする国名は非常に少ないため、意識的に機会を増やす必要がある。

【解説】

【ニュースの内容を理解できる程度に、世界地図を把握しておくことは非常に役立つ。】

多くの方にとって、通常の生活の範囲で世界を感じる機会は多くありません。
もし外国人が多い地域に住んでいたとしても、触れ合う地域に偏りがあるかもしれません。

基本的には島国の日本国内で生活をしている限り「テレビのニュース」が世界の情報となります。

当然のことですがニュースを理解できることは、中学入試の時事問題の勉強に直結します
国名や位置関係などを理解しておかなければ、ニュースを理解することが難しくなります。

位置関係が分からないのに、領土問題などを理解するのは非常に困難です。
環境問題なども暑い国、寒い国、島国、大陸国などのイメージがなければ難しいでしょう。

このような問題を理解するために世界地図の知識が非常に役立ちます。

もちろん約190か国全ての国名と位置を覚える必要はありません。それこそテレビのニュースに関わる国だけでも問題ないと思います。

日本地図とは異なり、勉強の開始に漢字の壁はなく、カタカナをマスターしている学年なら世界地図を覚えることが可能です。
世界地図の勉強は高学年まで待つ必要はなく、低学年からいつでも取り組むことができる内容ということが分かります。

*低学年のうちに世界地図に取り組むことは、時間の余裕から考えても良い作戦だと思っています。覚えたら儲けもので、覚えられなくても全く焦る必要がない点からも低学年をオススメします。

【世界のニュースで耳にする国名は非常に少ないため、意識的に機会を増やす必要がある。】

僕は一般的なニュース番組を見る程度ですが、昔に比べると目にする国名が非常に減った気がします。
僕が小さい頃はヨーロッパの各国の影響力は大きく、各国の名前を聞く頻度は多くありました。
また喜ばしいことではないですが、紛争(戦争)の話や人権問題などで様々な国を耳にしました。

最近は、アメリカ=中国>韓国、EU>北朝鮮、ロシア>>その他という頻度でニュースで海外の情報と触れ合います。
*僕個人的な印象で並べただけで、正確なデータではないことはご了承ください。

ヨーロッパ各国はEUとしてまとめられる頻度が増え、ヨーロッパ各国の名前を意識することは減っています。意識的に注意しないと、アメリカ以外は日本近隣以外の国を全く意識せずに生活をすることとなります。

一方でスポーツの分野では国別で競争され、世界中の国名を耳にする機会は保たれています。
サッカーやラグビーなどのワールドカップでも、多くの国名を耳にすることができます。

スポーツはあくまでも例ですが、何か好きな分野でよいので世界を意識するチャンスを見つけたい所です。

国名を耳にする機会を増やし、国名を聞いた時に位置や気候などの追加知識を追加したいですね。

【おまけ】

我が家では、4月から年中さんになる息子が世界地図の暗記の取り組みを開始しました。

世界地図の暗記方法は、くもんの世界地図パズルを親がひたすら取り組む姿をみせることです。
親の真似がしたくて、すぐにパズルを取り上げる子供なので、勝手にパズルに取り組みます。

*全く同じ方法で日本地図パズルで県名を全て覚えました。

カタカナは書けませんが読むことができるので、勝手に暗記を進めてくれます。
あとは覚えた国がニュースなどで出てきたら、地図を見ながら刺激を与える予定です。
たったこれだけのコツコツ努力を続けていれば、小学校に入学するまでに中学受験で必要な国名は覚えているはずです。

くもんの世界地図パズルで注意しなければならない点が1つあります。
パズルのピースが非常に小さいことです。

ギリシャ(黄色) 香川県(ピンク) 100円玉

写真は不鮮明で申し訳ありません。
日本地図最小の香川県と世界地図最小のギリシャと100円玉の大きさを比べています。

飲み込む可能性があるぐらい小さい子では危険ですし、鼻に詰める元気な子も注意が必要です。
小さいピースを失くしてしまう可能性もありますが、くもん式のフォロー体制は手厚くて無料で紛失ピースを送付してくれるので、その点は安心です。

気軽な気持ちで、くもん式の世界地図パズルから勉強を始めていくのはいかがでしょうか。
年少さんの世界地図暗記の進捗状況は1週間ごとのお勉強記録でも報告するので、参考にしてみてださい。

【まとめ】

  • カタカナさえ覚えていれば勉強ができる世界地図は、日本地図よりも低年齢から取り組むことが可能である。
  • 意識的に海外情報や国名と触れ合う機会を作って、世界地図を少しずつ覚えると良い。

ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。

【中学受験】日本地図を覚えるコツ。年少さんも挑戦中。 | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)

我が家で取り組んでいるくもんの世界地図パズルです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました