【三大検定】算検を受験するか考えてみよう

塾・模試関連

算数検定は漢字検定、英語検定と並んで、3大検定と呼ばれることがあります。

3大検定のうち、英検は中学受験で英検が代用、加点など優遇措置があります。
一方で、算数の能力は入試で測定されていて、算検で代用や入試時の加点などはされていません。

直接受験の点数に関係がない算検ですが「算検が中学受験の勉強の手助けとなるか」という視点で、算検定を受験するか一度考えてみることをおススメします。

*今回は中学受験を対象としているため、数学検定については触れない記事となっています。

算数検定・数学検定とは

公益財団法人日本数学検定協会が開催する数学検定・算数検定が「数検」や「算検」とよばれます。

<2021年度 個人受付>
第1回検定日(第372回) 2021年4月11日開催 2/8-3/5申込み
第2回検定日(第376回) 2021年7月18日開催 5/17-6/8申込み
第3回検定日(第380回) 2021年10月31日開催 8/30-9/21申込み

*団体受験がありますので、第○○回が正式な数え方となります。
*個人受付では1年間に3回チャンスがあることは漢検・英検などと同じです。

<難易度>
算検11級 小学1年生(団体2000円)
算検10級 小学2年生(団体2000円)
算検9級 小学3年生(団体2000円)
算検8級 小学4年生(個人3000円・団体2500円)
算検7級 小学5年生(個人3000円・団体2500円)
算検6級 小学6年生(個人3000円・団体2500円)

*9級から11級では個人受験が実施されず、団体受験のみとなっています。
*1つ前の級数の復習問題も含めて検定されていて復習にもなります。

*各学年を対象とした難易度としては、中学受験の方がはるかに難しい印象があります。
*対象学年の標準レベルを検定しているという印象を持ちました。公式HPで問題が公表されていて、難易度を確認することができます。

算検のメリット

  • 低学年から細かいレベル別にチャレンジができる点
  • 低学年からテスト慣れを経験できる点
  • 計算特化で勉強している場合、文章問題に触れ合うことができる点

漢検と同様にレベル別にチャレンジができ、テスト慣れを経験できることは非常に良い点です。
先取り学習を行うには、非常に適した検定試験だと考えます。

計算問題は学校の宿題などでトレーニングする機会は多くありますが、文章問題を学ぶきっかけあまり多くはありません。文章問題に対する悩みがある場合、学びのきっかけとして算検受験を利用するのは良い手段だと考えます。

算検のデメリット

  • 難易度が中学受験で問われる内容とは異なり標準レベルである。

算検で問われる内容は、標準的なレベルが多いような印象があります。
算検で合格するレベルと志望校の合格レベルは必ずしも一致しません。

中学受験の視点で考えるなら、補助的な学習ペースメーカーという位置づけになりそうです

おまけ:我が家の方針

我が家では小学校3年生ぐらいまでに機会があれば、積極的に利用しようと考えています。
上の学年の内容を先取り勉強した時や文章題に対する取り組みが足りないと感じた時に利用しようと考えています。

小学校4年生以降では塾の授業や模試などを有効活用すれば、算数検定をわざわざ受験しなくても良いと考えています。本人が算数検定に特別な興味を持たなければ、学年が上がった時の受験は回避の予定です。

まとめ

  • 算数検定はレベル別に難易度が分かれ、低学年からチャレンジしやすい検定となる。
  • 算数検定は中学受験の難易度とは異なるため、補助的な検定という位置づけである。

先日まとめた漢検、英検の記事も参考になればと思います。

【中学受験】漢検を受験するか考えてみる。 | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)

【中学受験】英検を受験しておくか考えてみよう。 | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)

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