中学受験の本番が終わり、新学年にむけてスタートを切り始める時期となりました。
長期的な目標を中学受験本番に設定している家庭の中では、短・中期的な目標に悩んでいる人もいると思います。
三大検定を短・中期的な目標の1つとして検討してみるのはいかがでしょうか?
漢検・英検・算検のそれぞれの特徴については、先日深堀り記事をまとめました。
今回は三大検定それぞれの特徴を比較できるようにまとめ、検定試験に取り組むオススメのタイミングを解説します。
結論
漢検は全学年で取り組む価値がある。
英検は取り組む価値ありと判断するなら小学校5年生までに取り組む。
算検は小学校4年生までに取り組む価値がある。
解説
漢検の最初のレベルは小学生1年生から始まります。
明確に出題範囲が定まっていて、漢字の能力を鍛えることは直接中学受験の得点にも繋がります。
また漢字を適切に扱えることは社会の学習、日常の生活などあらゆる場面で役にたちます。
取り組むタイミングが早すぎることも、遅すぎることもありません。
漢字学習のモチベーションが上がらない受験生に、きっかけの1つとしても有用です。
英検の最初のレベルは中学1年生から始まります。
中学受験に英語がないことや最初のレベルが中学1年生から始まることは「中学受験」という視点からはオーバーな内容です。(一部学校で英検資格に加点がある点は、今回は省略しています。)
しかし、中学受験のその先を見据えて英語学習に価値があると判断している家庭では、英検は実力判定に役立ちます。
中学受験の勉強中に英語学習の中断期間が生まれる可能性も含めてから、最終的に取り組むか判断が必要です。
*積極的に英語学習に取り組む家庭では幼稚園や小学校低学年から英検に合格している家庭もあるので「能力」よりも「機会」で判断することになります。
*勉強の機会を作ることができ、本人のモチベーションもある場合は有効活用したい検定です。
算検の最初のレベルは小学1年生から始まります。
上位の検定では下位の復習問題も含まれ、各学年の標準レベルが集まっているバランスが良い検定試験です。
しかし「中学受験」という視点では難易度として不足しています。
小学校4年生以降の受験勉強が本格化した後では、塾のテストや模試などに積極的に取り組む方が中学受験には相性がよいと考えます。
「中学受験」という視点を除いた場合は、それぞれの検定を頑張りたいと思った時が取り組むベストタイミングです。
*三大検定の特徴を踏まえた上で、短期・中期的な目標として有効活用ができると良いですね。
おまけ:我が家の方針
漢検は低学年から積極的に取り組む予定です。現状はひらがなを練習中なので先の話にはなりますが、漢検10級から取り組む計画です。
英検は低学年から取り組むことはない予定です。本人が爆発的な興味を持たない限りは、英語の負荷は小学校入学前にはかけない予定です。何かしらのきっかけで英語学習が始まれば、英検5級から取り組む計画です。
算数検定は小学校入学後から積極的に取り組む予定です。現状は公文で100までの数に取り組んでいて足し算も始まっていない状況ですが、しばらくは計算能力を鍛えていく計画です。
計算能力を過信し始めた時に、算数検定を利用しようと思ってます。「自信がある」レベルでは本人の自己肯定感を曲げたくないので、あくまでも「過信する」までは算数検定を避ける予定です。
*3大検定のいずれも強制的に取り組む予定はなく、本人に前向きな気持ちがある時だけの予定です。
まとめ
- 短期・中期的目標として有効活用ができる三大検定なので、特徴も踏まえた上で積極活用すると良い。
【中学受験】漢検を受験するか考えてみる。 | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)
【中学受験】英検を受験しておくか考えてみよう。 | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)
【中学受験】算検を受験するか考えてみよう | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)
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