【RISU偏差値リカバリー】SAPIX生の体験談・続報を問合せました。

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RISUさんに問い合わせをして、以前に体験談を紹介したSAPIX生の現在の情報を教えて頂きました。

現在SAPIXに通っている3年生の生徒さんの体験談の続報です。(前回の体験談

今回は、前回記事の春以降の成績推移を7月の組み分けテストの結果まで合わせて紹介します。

算数専門塾の生徒さんへの指導の内容は、サービスを利用する予定がない人にも参考になると思います。

この記事をオススメする人
  • 算数を苦手にしている小学生がいるご家庭
  • 算数特化の塾の「算数が苦手な生徒」に対する指導法を知りたい方

【解説】

まず、RISU偏差値リカバリーがどのようなサービスか知らない方のために、ポイントを簡単にまとめて紹介します。

RISU偏差値リカバリー
  • 対象:小学4年生まで
  • 対象:偏差値30-40台の算数が苦手な小学生
  • 費用:月額132,000円(クーポン利用で99,000円)
  • クーポン番号:【fukki】
  • 対面コース、オンラインコースの選択可能 

RISU偏差値リカバリーに申込みをする時は、必ずクーポンを利用するようにしましょう。

算数が得意な学生さんは、RISU偏差値リカバリーではなく通常版のRISUが対象となります。

通常版のRISUについては、こちらの記事を参考にしてください。

ダイダイ
ダイダイ

気軽に利用できる金額ではないですね。我が家の方針は、RISU偏差値リカバリーを利用しないでいいように勉強を進める。必要時に検討するサービスの1つであるというスタンスです。

【今回紹介する学生:SAPIX通塾の4年生】

今回紹介する学生は、2022年2月からRISU偏差値リカバリーを利用開始しています。

<生徒さんの基本プロフィール>

  • SAPIXに年長から通塾開始
  • SAPIXの現在までの最高クラスはGクラス
  • 国語が得意教科
  • 算数が苦手で成績が低下し、偏差値50を下回ることが続いていた。

家庭教師や別の塾を試したが、成績が改善せずにRISU偏差値リカバリーの利用を開始しています。

<成績の推移 指導前から7月の組み分けテストまで>

指導開始前の1月からの7月の組み分けテストまでの成績の推移です。

5月の確認テストでは大きく成績を落としましたが、指導方針を変えることで偏差値を50台に復帰しています。

【5月解答用紙と反省点】

まず5月の確認テストの解答用紙です。

【5月の解答用紙】

基礎問題を取りこぼしてしまい、難易度の高い問題にチャレンジしたことが解答用紙から分かります。

そして、残念ながら難易度が高い問題を正答することはできませんでした。

5月の確認テストの成績は、成績向上へのポジティブな気持ちが空回りした結果とも言えます。

【5月のテストの反省点と指導法】

RISU偏差値リカバリーの分析と7月の組み分けテストに向けての次のように指導法を変更しました。

成績を落とした原因
  • 基礎的な内容(大問①)を落としている。
  • 正答率が50%以上の問題を間違えている。

3月の組み分けテストでは、大問1の正答率を上げることで偏差値が50台に復帰しました。

「とれる問題を確実に正答する」という取り組みが5月のテストでは発揮できませんでした。

RISU偏差値リカバリーの指導法
  • 必ず計算式を書いて、メモが残るように指導した。
  • 日頃取り組む問題の難易度を調整して、高難易度を一旦保留した。

指導内容は見直しやすくするために、計算式を書くことを徹底していました。

そして、取り組む問題集のレベルも現実的な難易度に調整して7月組み分けテストに取り組みました。

RISUさんの問い合わせでは、「平均より少し上を目指した」という表現をされています。

ダイダイ
ダイダイ

見直しの徹底と適切な目標設定をするという、冬の指導開始時と似ている作戦をとっています。この2点が本当に重要であることが分かります。

【7月の解答用紙】

5月のテストの反省を生かした7月の組み分けテストの解答用紙です。

反省点を活かして、基礎問題の正答率が上がっています。

それに加えて、後半の問題で一部正解することで偏差値50台に復帰しています。

結果的に、自己最高のGクラスにクラスアップすることができました。

【指導方法から学べること】

今回の生徒さんの指導から、2つの大事なポイントを学ぶことができます。

指導法から学べること
  1. 基礎問題を固めることが、いかに重要であるのか。
  2. 適切な目標設定することで、空回りを防ぐことができる。

7月の組み分けテストでは、「基礎問題を取りこぼさない事」と「正答率が高い問題を落とさないこと」を守るだけでで偏差値50台に復帰しています。

「基礎固めをしっかり行えば、偏差値50台を守れる」ことは、必ず知っておきたいですね。

5月の確認テストの成績は、良い成績は取りたい気持ちが空回りした結果です。

基礎問題を取りこぼしてしまい、難易度の高い問題に挑戦するも解答できませんでした。

テスト結果の高すぎる目標設定には注意する必要が分かる例です。

応用問題に挑戦できる学力に到達するのは、もう少し先のタイミングかもしれませんね。

【個人的な感想】

ここから先は、個人的な感想です。

体験談の生徒さんは「指導内容を素直に取り組むこと」が武器だと感じています。

大問の一部を捨てる選択は、諦める側面があり悔しい気持ちもあると思いますが、作戦通りに時間配分をしています。

指導開始直後の成績向上、一度下向いた後のV字回復のどちらも素直にアドバイスに取り組んだ結果だと思います。

この素直さを武器に、今後の活躍を願っています。

【まとめ】

  • RISU偏差値リカバリーを利用しているSAPIX生の体験談の続報でした。
  • 一度成績が下がった後に持ち直し、クラスを過去最高位まで取り戻しました。
  • 今後も、RISU偏差値リカバリーの体験談情報があれば紹介します。

最後に、RISU偏差値リカバリーの公式HPはこちらからです。クーポン番号【fukki】をお忘れなく。

RISU偏差値リカバリーの体験談記事(小学6年生)の記事も参考にしてもらえると嬉しいです。

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