【解説】令和3年度城北中学校入試の変更点

学校関連

令和3年度の城北中学校の募集要項の解説動画が公式HPでアップされています。

前年度との違いも含めて、変更点について解説します。

【結論】

4教科入試に関しては、配点や試験時間などに関して特別変更点はなし。
2教科入試は新設された受験日程で、他校が残念な結果だった場合に再チャレンジできるように設定されている。
医学科コースは新設されたコースで、受験内容やコースなど独立して設定されている。

【解説】

1.、4教科入試に関しては、配点や試験時間などに関して特別変更点はなし。

例年通りの受験が4教科入試に当てはまり、前年と変更はありません。

*コロナの影響で出題範囲に変更があるかは、動画では言及されませんでした。

医学科コースと併願は不可能となっているため、最初に決めておく必要があります。
*医学科コースのレベルがどの程度になるのかは未知数です。

特待生は4教科入試の生徒から選抜と発表がありましたので、特待生狙いの生徒がどのコースに流れるかも微妙だと考えています。

特待生の権利は、1/23までに手続きを済ませる必要があります。
一般合格者としては、1/27まで合格の権利が確保されています。

学校説明会なので他校の名前は出していませんが簡単にいうと、「特待生に選ばれる優秀な生徒は、修道、学院、広大附属を受験する前に城北と手続きをしてほしい」ということです。

他校の日程を加味した秀逸な日程設定であるため、各家庭で方針をあらかじめ決めていた方が入試直前に動揺することがないと考えます。

2、2教科入試は新設された受験日程で、他校が残念な結果だった場合に再チャレンジできるように設定されている。

2教科入試は、国語50点(50分)、算数50点(50分)、個人面接、出願時に200字作文提出となっています。

こちらの日程は、他校が残念だった場合の再チャレンジ枠として使用されることが多いと考えます。

出願締め切り日も1/27と、城北中学や他校の合格発表が終了した後にも申し込める日程となっています。

2教科受験対象者の学力は大きく分かれる可能性があります。

①難関校や最難関校を目指す中で合格確保校を設定していなかった生徒が、他校が残念だった場合に受験する。
②中堅校が本命でチャレンジしていたが、残念ながら合格に至らずもう一度チャレンジをする場合

①の場合の生徒が学力では有利な場合が多いと考えます。

2教科入試は、①②の生徒のうち①同士で争うことになるかもしれません。

3、医学科コースは新設されたコースで、受験内容やコースなど独立して設定されている。

医学科コースに関しては、新設コースであり特別に説明会などが開催予定です。

公式HPの動画でも、今回は詳しくは説明されていませんでした。

総合問題がでること、例題を説明会で配布すること、進学コースと併願が不可能であることだけ簡単に説明がありました。

今後の情報開示に適宜ついていく必要があります。

【その他】

会場が城北中学の本校だけでなく福山会場が追加になるという変更点があります。

コロナ対策で1教室が40人から25人で受験するように設定されています。

【まとめ】

城北中学は新設コースの追加もあり、変更点が非常に多くなっている。
公開動画以外にも複数予定されている説明会に参加して、確実に情報を得る必要がある。

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質問なども募集しています。宜しくお願いします。

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