【中学受験・記事レビュー】リビング学習・ながら勉強の効率を考えよう!

全般

リビング学習をすることは効率的なのか?ということを解説した記事を拝見したのでレビューしたいと思います。

東大生の83%がリビング学習をしていたことを書かれた本もあり、中学受験情報を収集するとリビング学習のメリットを目にする機会があります。

保護者
保護者

リビング学習は効果あるらしいけど、Youtubeみながら勉強したりしてて本当に良いのかしら?

仮に塾などの自習室で勉強するとしても、Youtubeなどを見ながら勉強することは非効率だと感じますね。

今回は、リビング学習の中でも「勉強する場」ではなく「勉強する方法」に焦点をあてて重要な点を解説したいと思います。

今回の記事をオススメする人
  • リビング学習の環境整備で悩んでいる方
  • リビング学習と勉強部屋のどちらにするか迷っている方

【結論】

  • リビング学習には、環境整備が必要である。
  • 単純な計算や書き写しなどは、「ながら勉強」と相性がよい勉強の種類がある。

【解説】

今回の元記事は、教育の専門家・見守る子育て研究所所長の小川大介さんが解説された記事です。

小川さんは、御自身の家庭でも中学受験を経験され、多数の著書、Youtubeなどで教育の分野でご活躍されています。

リビング学習での環境整備、そして脳科学視点から相性のよい勉強について解説されています。

勉強部屋で勉強する方々にとっても、「ながら勉強」について考える良い機会になればと思います。

元記事:「ながら勉強」はアリ?リビング学習で押さえたい脳科学的視点|CHANTO WEB

リビング学習の環境整備

リビング学習には、保護者の方の目が届きやすいことや質問をしやすいなどメリットが多くあります。

実際に東大合格者の83%がリビング学習をしていたというデータが書かれている本も出版されています。

しかし、リビング学習ならどんな環境でも良いわけではありません。

リビングで家族の行動から発生する音や視覚情報などは勉強の妨げになります。

同じリビングでも視界の妨げにならない配置にするなど工夫が必要です。

元記事では、「ホワイトノイズ」とよばれる勉強の集中力を上げる音も解説されています。

少なくともホワイトノイズを流せなくても、集中力の妨げになる音は回避する努力はしたいですね。

「リビング学習なら良いのではなく、良い学習ができるリビング環境にする」と考えるのがよいでしょう。

ダイダイ
ダイダイ

ホワイトノイズという言葉を初めて知りました。こどもが勉強中は、できる範囲の配慮はやっぱり必要なんだということを再認識できました。

ながら勉強と相性のよい勉強法

元記事では、ながら勉強と相性がよい勉強内容も紹介されています。

すきな音楽を聴きながら勉強するなどの「ながら勉強」のことです。

ワーキングメモリーを多く使わない簡単な計算や書き写して記憶するなど、単純作業が「ながら勉強」と相性が良いそうです。

歌詞がない音楽、本人の気分が良くなる音楽などで、ワーキングメモリを消費せずに作業することは、勉強を効率化することに繋がります。

小学生低学年のうちは、単純作業の勉強も多いのでリビング学習の方がメリットがあると考えます。

深い学習にはいる段階で、リビング学習を卒業するタイミングになります。

数学の難問などは音楽などがない深く集中できる環境で行い、単純作業は「ながら勉強」で効率化と使いわける方がよいでしょう。

ダイダイ
ダイダイ

全ての「ながら勉強」が悪いわけではない、ということが解説されていて安心しました。自分の経験を思い返してみても、過去問などの深い集中力が必要な時以外は多少の音が入っても気にならないので、凄く納得のいく内容でした。

ダイダイ家の方針

我が家では、今年の春に小学生になる長男の勉強する場所について先日家族会議を開いていました。

場所はリビングで、机を壁付けにして視界が制限された環境を整える計画でした。

今回の記事の内容と大きなズレがないことで、少し安心しました。

あとは、音のノイズに関して、できる範囲で配慮していくことで、小学校低学年の期間は乗り切りたいと思っています。

今後、自分の部屋などパーソナルスペースが欲しくなった段階で、リビング学習以外の環境整備をしたいと考えています。

もしかしたら、塾の自習室などを選択するかもしれないので、その時の状況次第です。

今回の元記事を読んで、「リビング学習なら良いのではなく、良い学習ができるリビング環境を整える」ことを常に意識したいと思います。

【まとめ】

  • リビング学習を成功させるためには、学習環境整備が必要である。
  • 「ながら勉強」は、単純作業が多い勉強には相性が良く、むしろ効率化することもある。
  • 深い集中力が必要な時は「ながら勉強」を避けるなど、使い分ける必要がある。

ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。

今回の元記事の小川さんの著書を紹介します。

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