広島で中学受験に挑戦した場合、何人ぐらいがライバルとなるのでしょうか。
もちろん、各学校の倍率や受験生の人数は発表があります。
しかし、広島の受験生全体としてイメージすることが難しいかもしれませんね。
今回は、広島の中学受験生の全体像を計算し、ライバルの人数を具体的にイメージできるように解説します。
・広島で中学受験をすることの全体像がイメージできない方。
・家族に、中学受験のライバル数や難易度などを知ってもらいたい方。
結論
- 計算上の理論値では、広島市内の学力上位4%が最難関校に進学できる。
- 市内の小学校の各クラスで一番賢い生徒が最難関校に進学できるイメージである。
解説
広島県教育委員会のHPの令和元年度公立学校基本数で調べると、広島市内の1学年は約1万人から1万2000人の間で推移しています。
広島市外から受験する学生もいることを考慮して、約12000人の同級生がいると家庭して計算します。
今回の計算では、男子校、女子校、共学を分けずに計算してます。
最難関校に進学できる割合
最難関校3校(附属、学院、清心)に進学できる人数を計算します。
ダイダイの広島受験ブログでは、附属、学院、清心を最難関校として定義しています。

広島市内の受験をしない同級生を含めた計算になりますが、上位4%の学力の生徒が最難関校に入れる計算となります。
- 1クラス30名と仮定すると、各クラスで一番勉強が得意な生徒が最難関校に進学できる。
難関校に進学できる割合
ダイダイの広島受験ブログでは、修道、女学院、AICJ、附属東雲を難関校と定義しています。
県広も難関校と定義していますが、東広島市の学校なので、今回の計算からは外しています。

- 1クラス30名と仮定すると、学力上位3名が最難関校と難関校まで進学できる。
【上位4%をイメージする】
「上位4%は25人中に1位」なので、「クラスで一番勉強ができるという状態」がイメージですね。
「上位4%」を偏差値で表現すると、偏差値67程度に相当します。

現実では、このようなキレイな形に成績が分布するわけではありません。
そして、成績上位者全員が受験するわけでもないので、あくまでもイメージ図と思ってください。

「クラスで1位」もしくは「偏差値67」のどちらでイメージしても、「上位4%」が難しいことが分かりますね。
高校野球の広島予選で、上位4%を例えてみる
上位4%をイメージがしにくい人のために夏の甲子園を目指す球児に例えてみます。

「上位4%」とは高校野球で県ベスト8入りする学校のベンチ入りする難易度という計算になります。
他の学校ならレギュラー入りできるのに、強豪校でベンチ入りすらできない選手がいます。
高校野球のベンチ入りできないことを勉強に例えるならば、学力が十分なのに受験の本番で実力を発揮できず、不合格になることに似ています。

スポーツだけでなく、吹奏楽などの大会などに置き換えるて説明できれば、家族内で情報共有しやすいですね。
【まとめ】
- 最難関校は上位4%、難関校は上位10%に入る学力をつける必要がある。
- 「クラスで一番勉強できる生徒」は、簡単にイメージしやすい全体像である。

「上位4%」や「上位10%」というのは、決して簡単ではないですが、不可能である数字ではないと思っています。前向きにチャレンジしてみたいですね。
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