今回おすすめ本として紹介する本は「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という2020年9月29日初版の本となります。
著者はビル・パーキンス、訳者は児島修さんです。
書かれている内容は「受験」とは直接関係はありませんが、人のエネルギーやお金の使いどころについて非常に考えさせられる内容となっています。
「受験」という点に置き換えて解釈すると僕なりに大事な点は2点あると思いました。
1、「受験」にかかるお金を「今しかできないこと」と捉えてエネルギーを注いでいるのなら、臆することなく使っても良いのではないかということです。
お金の使いどころを先延ばしにし過ぎて、子供が成長した後(老後)に、もっとお金を使ってあげてたら・・・と後悔するぐらいなら、しっかり使っても良いと思いました。
*むやみやたらと使えばよいという意味ではありません。
2、「今本当にやりたいこと」を先延ばしして「受験」にエネルギーを注いでいると、将来後悔するかもしれないということです。
「今本当にやりたいこと」と「受験」が一致している場合は幸せなことで全く問題ないと思います。しかし、この2つが一致していない場合はモヤモヤの原因となりそうです。受験に関しての保護者のモヤモヤをうまく説明している本になっていると思います。(直接受験のことは語られませんが、言い換えれば同じように読み解けると考えています。)
人生論の本ではありますが、子供の受験も自分の人生の一部だと考えた場合に「受験」に関する考え方を整理するのに役立つと思います。
純粋に人生論の本としても非常に良い本だと思っています。
*今回は直接「受験」と関係ある本ではありませんが、間接的に役立つと思いましたので紹介させていただきました。
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