今回は「学力」の経済学をおすすめ書籍として紹介させていただきます。
林修先生もおすすめ書籍としてお話していた記事もある有名な本です。
初版は2015年6月なので、少し昔の本になりますが、今でも非常に参考になる内容です。
・教育に関係するアドバイスで、何を信じてたら良いか迷い中の方
例1、ご褒美を与えることは悪影響がある?
例2、ゲームをやめたら、勉強時間が増えるの?
例3、子供の成長に本当に役立つ力は何だろうか?
<おすすめ理由>
1、根拠が筆者の意見ではなく、統計で答えている。
2、多くの素朴な疑問に対して、丁寧に答えている。
3、出版されて時間が経っていて、この本に対する教育専門家の意見も出ている。
4、マンガ版も出ているので、読みやすくなっている。
根拠が筆者の意見ではなく、統計で答えている。
教育本の中には、「筆者の経験」で書かれている本も沢山あります。
「学力の経済学」は、色々な論文を利用して「統計」を切り口に書かれています。
どちらのタイプの教育本として優れているのかという話ではありませんが、違うタイプの本からも情報収集をしておくことは大事だと考えています。
論文データをもとに教育本として展開している本は、「学力の経済学」以降に少しずつふえてきました。

佐藤ママの本などご自身の経験で書かれた内容以外にも、統計などのデータで書かれた本も参考になりますね。
2、多くの素朴な疑問に対して、丁寧に答えている。
子供をご褒美で釣るのは、良いことだろうか?
ゲームのやりすぎは、子供の成長に悪影響を及ぼすのだろうか?
このような疑問は、多くの家庭で一度は悩んだことがあると思います。
疑問に対する答えとして、家族の影響や教育評論家の意見、SNSなど情報が溢れかえっています。
「学力の経済学」では「統計」を切り口として、これらの疑問に対して答えています。

解答の根拠が、論文からのデータで説明されているので、多少本が古くても中身は今でも活かすことができますね。
3、出版されて時間が経っていて、この本に対する教育専門家の意見も出ている。
出版されて時間が経過しているため、この本に対して色々と評価がでています。
本に対する評価も参考にしながら、この本を有益と判断するか決めることができます。
林先生がテレビで高評価していて、やはり「データ」で説明されている部分に納得のいくことが多いとお話されていました。

我が家では有益と判断して、定期的に読み返しています。
4、マンガ版も出ているので、読みやすくなっている。
マンガ版もでていますので、手軽に本を読むことができます。
通常版は一つの文章でキーセンテンスのまとめが書いてあり、通常版でも読みやすくできています。
【おまけ】
記事を加筆修正している2021年9月5日に、Amazon prime の prime reading を利用すれば、学力の経済学の漫画版を無料で見ることができます。
Amazon primeの会員費は月額500円なので、本1冊買うよりもお得です。
我が家では、Kindle Paperwhite を利用して、購入した本の管理をしています。
目に優しく、電源が長持ちする以外にも、子供に直接タイトルを見られたくない本「男の育て方」なども管理しやすいのが良いですね。
<まとめ>
- 「学力」の経済学は、統計を切り口にして解説をしている教育本である。
- 初版は2015年になるが、中身は現在にも通じる本である。
- マンガ版も出版されており、手に取りやすいため一度は読みたい本である。
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*初回記事投稿は2020年8月10日です。
*2021年9月5日に記事を更新しました。
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