今回は「将来の夢なんか、いま叶えろ。-堀江式・実践型教育革命-」をおすすめ書籍として紹介させて頂きます。
著者は非常に有名な堀江貴文さんです。
「ホリエモン」と言った方がピンとくる方も多いかもしれません。
初版は2020年9月7日の新しい本となっています。
堀江さんは色々な活動されている方で、発言の中身を時間をかけてしっかりかみ砕くと非常に有用な意見も数多くあります。
この本は、発言の中でも教育に関するものについてまとめられた本です。
*アドバイス本なので、著者に迷惑がかからないように、具体的な内容には触れないように注意しつつおすすめ理由を説明していきます。
【おすすめの理由】
1、中学受験を考えている人には、耳が痛い意見が語られている点。
2、アドバイスの中身は、今後の方針を再考するのに非常に有効である点
3、本の形では、非常に優しめの語り口で作成されている点。
1、中学受験を考えている人には、耳が痛い意見が語られている点。
今までの良い中学、良い高校、良い大学に行くことに対して、あまり良い意見では書かれていません。これは中学受験を考えている保護者にとっては、耳が痛い意見になると思います。
しかし、本をよく読むと学力自体を全面的に否定をしているわけではありません。
「違う方法もある」や「学歴に固執する価値はそこまでない」などといった中に、今の時代の変化を組み合わせた解説が書かれています。
*今までのやり方ではなく、別の視点を持つことも大切だなと考え直すことができました。
自分とは異なる意見の場合は読み進めるのが億劫になることもありますが、耳の痛い意見ほど早い時期に一読することをおすすめします。
2、アドバイスの中身は、今後の方針を再考するのに非常に有効である点
中学受験などをただ否定するだけの意見とは異なり、○○もできるのだから、やり方を変えてみてはどうだろうか?という形の本となります。
たとえ話では、ゼロ高等学校の事も紹介されています。
ゼロ高等学校は、これまでとは異なる形式の学校で歴史的には浅いですが、非常に創意工夫をされた学校となります。
よく分からないから選択肢にいれなかったのではなく、ゼロ高等学校も選択肢にいれて最終的な進路を決めた方がよさそうです。
ゼロ高等学校は通信制なので、全国どこからでも通うことは可能なので、世界のどこにいても進路の候補に入れることができます。
*僕はこの本を読んで広島の学校とゼロ高を同じ土俵で並べて、考え直してから最終的な選択しようと考えています。
*子供たちにも時期が来たら、ゼロ高も選択肢の1つとして提示してあげようと思っています。
3、本の形では非常に優しめの語り口で作成されている点。
一番のおすすめの理由は、非常に優しめの語り口で作成されている点です。
堀江さんは時々あまり優しくない口調で報道される時があります。
その結果、堀江さんの意見の中身ではないところにフォーカスがあてられてしまうこともあります。
本の形なので、堀江さんの意見が丁寧に解説されていますし、優しい口調で書かれています。
他の人からの心無い悪口も入らないので、語られている意見に対して真剣に考えることができるためおススメします。
【中学受験との関連について】
この本の中身はどちらかというと中学受験の延長線上のことが中心となるかもしれません。
ただし、中学受験にどれほどエネルギーを注ぐのかをもう一度考え直すことができるかもしれません。
さらに言うなら、「中学受験」という枠組みの価値もあまりないのでは?というレベルで再考するきっかけになるかもしれません。
*子供と一緒に読むとしたら、受験年以外の学年で読む方が良いと僕は考えています。
少なくとも保護者の方が先に読んでから、子供に渡すタイミングを決めた方が良いでしょう。
【まとめ】
発売されてから約1か月経っていますが、堀江貴文さんの「将来の夢なんか、いま叶えろ。-堀江堀江式・実践型教育革命-」という本をおススメします。
ただいま取り組んでいることの価値を再考するのに、非常に有効な本だと思いおすすめ本として紹介させて頂きました。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
質問なども募集しています。宜しくお願いします。
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