【おすすめの本】10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方

全般

今回、「10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方」という本を読んだので紹介します。

10億件の学習データは、RISUという算数に特化した学習サービスのデータの事を指しています。

RISUさんのサービスから得られたデータ、他の学習に関する研究を併せて、算数の勉強のコツが紹介されています。

特に「大きく復習すること」の重要性を繰り返し説明されていて、冬休みという復習の時間が取れる期間の前に、読んでみることをおすすめします。

特にオススメする人
  • 算数を得意科目にしたい人
  • 理系科目を苦手にしたくない家庭

【解説】

RISU算数やRISU偏差値リカバリーという学習サービスを展開しているRISUさんから出版された本です。

本を読む前にRISUさんがどのようなサービスを展開しているか気になる方は、こちらの記事を参考にもらえると嬉しいです。

<本の概要>

算数をメインテーマとして、勉強全体にかかわることも踏まえて解説している本です。

  • 朝学習20分は、夜学習30分に匹敵する。
  • 1回10分以上は保ちつつ、短いスパンの勉強を繰り返すことは効率的である。

勉強全体に関わるアドバイスにも、数字で表している所はRISUさんらしい本ですね。

おすすめのポイント① 女子は理系が苦手は迷信である?

理系科目に対する男女差について、この本では明快に解答しています。

「男子が得意な分野、女子が得意な分野がある」「計算の処理などで男子が有利な部分がある」です。

算数の全ての分野で男子が有利なわけではなく、女子の方が得意な分野も10億件のデータから確認されているようです。

環境の差で「間接的に理系科目が苦手な女子」が生まれる傾向と分析しています。

中学受験を考えている場合、女子生徒でも堂々と得意分野があることを確認できる本の内容になっています。

おすすめのポイント② 大きく復習することが重要である。

仮に4年生のある分野でつまづいてしまったとします。

その分野を解決するために必要なことは、同じ分野内で以前に理解不足がなかったことが確認することです。

その時に必要な教科書は、2年生の教科書かもしれません。

4年生にとって、2年生の教科書から勉強しなおすことはショックかもしれませんし、保護者にも勇気が必要なことだと思います。

しかし、理解不足になった時点まで大きく振り返って確認しない限り、問題点は解消されません。

今回の本では、具体例を出して「大きく復習すること」を分かりやすく説明しています。

もし算数の苦手分野があるのなら、この本の具体例が直接解決策に導いてくれるかもしれません。

おすすめのポイント③ 算数で特に注意したい分野

この本では算数の中でも特に注意したい分野について、警戒度別に解説してくれています。

また、○○という分野は必要であるが、中学受験を考える場合はそこまで警戒しすぎる必要はないことも解説しています。

どの分野が関係しているかは、この本のオリジナルの内容だと考えているので、ブログでは書かないことにします。

すでに、中学受験の勉強が始まっている人にとっては納得のいく内容が非常に多い本だと思います。

【まとめ】

  • 「理系が得意な子の育て方」という本を紹介しました。
  • 女子が理系分野で劣らないことも、10億件のデータから解説されています。
  • 苦手分野を復習する時の押さえておきたいコツも解説があり、振り返りの役に立つ本でした。
ダイダイ
ダイダイ

我が家ではこれから小学生になる子供たちのために、どのように単元を積み上げていくのかという点を参考にしながら、この本を読み返していこうとおもいます。

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