入試説明会や生徒募集要項の公開が始まり、各学校の出願方法が分かるようになっています。
ネット出願形式をとる学校が多く、学校まで願書を取りに行く形式は減っています。
ネット出願には、慣れていないと間違えてしまう可能性がある注意点があります。
0次試験ともいえる「入試申し込み」を確実に突破するために、確実に申込しましょう。
- ネット出願をすることが初めてで不安がある方
- ネット出願は経験済みだが、注意点を確認したい方
【結論】
ネット出願には、「ネット完結型」と「ネット一部代行型」の学校の2種類に分かれている。
【解説】
まずネット出願の種類の説明の前に、ネット出願のメリット・デメリットについて整理します。
インターネット出願のメリット デメリット
- 名前や住所などの記載漏れを防ぐことが可能である。
- 受付期間を柔軟に対応できる。
- 密を回避できる。
ネット出願の場合、未記載の場合にエラーを出て気が付くことができます。
受験生側と学校側の両方にとって、最大のメリットと言えると思います。
また受付期間も24時間対応であるので、仕事終わりに保護者が落ち着いて申込ができるメリットもあります。
- 機械トラブルに巻き込まれると動揺する。
- ネットに不慣れだと、願書でやり取りする従来の方法より手間取る。
多くの学校でサポートが充実していますが、トラブルに巻き込まれると慌てると思います。
ネット出願に自信がない人は平日の日中に申込を行い、不安な点があった時に学校に相談できる時間帯が申込に向いていると思います。
「ネット完結型」と「ネット一部代行型」
この言葉は、説明のために名付けたもので、一般的なものではありません。
「ネット完結型」は、申込や入金まで行うと、学校側から受験票が配送されてきます。
送られてきた受験票に間違いがないか確認するだけで、試験日を迎えることができます。
印刷の手間や郵送の手間などを省略することができ、簡単に申込ができることが「ネット完結型」の特徴です。
「ネット一部代行型」は、申込や入金まで行い、最終的に印刷して他書類を添付して学校に郵送する必要があります。
「ネット一部代行型」は、従来の紙の願書方式に近い方式になっています。
添付書類には学校の成績表などが含まれることがあり、ネットだけで完結すると勘違いしていると必要書類が間に合わない可能性があるため注意しないといけません。

「完結型」と「一部代行型」を区別しておかないと、申込み不備で入試できない可能性があるので、意識して区別しなければいけませんね。
令和4年度入試の広島県の現状
広島県では、どの学校がネット出願に対応しているのかまとめます。
ネット完結型:修道、AICJ
ネット一部代行型:学院、清心、女学院
窓口受取型(郵送):附属、附属東雲
多くの学校でネット出願への切り替えが進んでいますが、国立、県立などではまだ従来型が多いようです。
【まとめ】
- ネット出願は細かい点で違いがあるため、生徒募集要項を必ず確認する必要がある。
- ネット一部代行型では、ネットで完結しない部分を確実に把握しなくてはいけない。
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