中学受験期の「保護者側」の悩みについてアンケート調査したものを紹介した記事を拝見したのでレビューしたいと思います。
結論を先に紹介すると「1位が子供の睡眠不足」、「2位が成績」です。

志望校に合格して欲しいから成績も大事だけど、やっぱり健康の方が心配だなぁ
このように子供の健康を最優先にして悩む方が多いことに、どこか一安心しました。
アンケート調査の結果は、まさに受験期の保護者の方は共感する部分が多いと思います。
そして、5年生以下の子供さんがいる家庭では、将来待ち受ける悩みを表しているでしょう。
このアンケート結果を分析して、前向きな解決策を考えるきっかけになればと思います。
- 中学受験を考えている全てのご家庭
【結論】
- 保護者の方は、子供の健康を心配しながら受験を見守っている。
- 父親、母親特有の悩みもあり、保護者同士の理解も重要である。
【解説】
今回の記事は、ひまわり教育研究所のアンケートを参考に書かれています。
中学受験を終えた保護者の方からアンケートが集計されています。
元記事:難関中学校に合格した親が抱えていた悩みとは? 中学受験期の両親の悩みの実情 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト (serai.jp)
これから中学受験が本格化する学年の保護者の方にも、今後どのような悩iみが待ち受けるのかが分かり、対応策を考えるきっかけになるでしょう。
<アンケートの概要>
- 偏差値60以上の学校に通学中の保護者
- 悩み事のなかで近いものを2つ選択する方式
- 自由記載で対応策も記載
偏差値60以上の学校は、広島では最難関校にあたる優秀な学校に該当します。
保護者間で共通する悩み 1位睡眠、2位成績
父親、母親に限らず、子供の健康が一番の心配事のようです。
「成績不振で睡眠時間を削って勉強」「睡眠不足で成績不振」のどちらのパターンも考えられます。
睡眠時間を削らないように勉強することが理想ではありますが、非常に困難であることが改めて分かります。
このような悪循環になった時に、どのように対応するのか保護者間の話合いも重要です。
多くの方が悩むことがアンケートから分かるので、悪循環に入る前から話し合いを少しでもすることをオススメします。

子供の健康が第一という結果は安心しました。身体の成長期に受験があることは、高校受験や大学受験と大きく違う点ですね。
母親特有の悩み 「体調面」と「中学受験の価値」
多くの母親が父親よりも悩んでいた項目は以下の2つです。
- お子さんが体調を崩すなど体力的に無理があったこと
- 中学受験が子供のためになっているのかわからなくなったこと
保護者の背景はアンケート結果にはありませんが、母親の方が睡眠不足で体調不良になる場面を見かける機会が多いのかもしれません。
そして、実際に体調不良になる場面を見かけると、中学受験に取り組む価値が揺らぐかもしれません。
父親側の立場としては、「母親は中学受験の価値がゆらぐかもしれない」ことを理解しておきましょう。
父親特有の悩み 「パートナーとの意見の相違」
父親が母親よりも悩んでいた項目は以下の通りです。
- パートナー(夫や妻)との意見の相違
母親側は、父親側が保護者間で意見が合わない時に悩みを抱える傾向にあることを理解しましょう。
そして、母親、父親特有の悩みの解決策は、どちらも「話し合い」です。
「中学受験の価値に悩む母親」と「その母親の態度に悩む父親」という構造は避けたいですね。
悩みだらけの家庭内は、子供にとって悪影響です。
お互いの悩み事の傾向を理解しながら、各家庭で話合いながら解決するしか方法はないようです。
【ダイダイの個人的な見解】
今回のアンケートで僕が一番注目したのは、「悩みはなかった人は15%しかいなかった」ことです。
高偏差値の学校に通う保護者でさえ、ほとんどの方が悩みごとを抱えながら中学受験を終えていました。
中学受験にチャレンジすると考えた場合、悩みながら前向きに取り組んでいくことが当たり前だと再認識しました。
そして、悩んだときに話し合える関係性を作りながら生活したいです。
【まとめ】
- 中学受験期の保護者の悩みの1位は「睡眠」2位「成績」でした。
- 85%以上の保護者が悩みながら中学受験期を終了していた。
- 「話し合い」を大切にして、悩みを解決しながら取り組むことが重要である。
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