受験の天王山とよばれる夏休みが、いよいよ始まりますね。
昨年、この時期に話題になっていたのが東大受験漫画として有名な「ドラゴン桜2」です。
ドラゴン桜2から多くの学びがあり、中学受験にも通じる情報がたくさんあります。
今回は「夏休みの勉強計画」にスポットを当てて紹介したいと思います。
天王山と呼ばれる夏休みを順調にすすめるために、勉強計画を上手にたてましょう。
- 天王山の夏休みを乗り切りたい受験生がいる御家庭
- 長期休みの勉強計画をたてることが苦手な御家庭
【結論】
- 受験生の性格タイプ別に、タイプに合わせた勉強計画を立てる。
- 受験生と保護者のタイプが違う場合、タイプが違うことを意識して対応する。
【解説】
夏休みの勉強計画を立てる前に、性格タイプを把握する必要があります。
ドラゴン桜2で行われた、たった1つの質問で、勉強計画を立てる性格タイプが分かります。
【気になる本が色々あって、本を読むことにします】
- 1冊読んでから、次の本を読みますか?
- 同時にいろいろな本を読みますか?
ぜひ皆さんも、この質問の答えを頭に入れて、続きを読んでもらえると嬉しいです。
この質問は、どちらが受験に適しているというわけではないので、安心してください。

僕は1冊読んでから次の本を読むタイプです。子供のころを振り返ると、自然とタイプに合った勉強計画の立て方をしていました。
1冊読んでから、次の本を読むタイプの人
ドラゴン桜2では、このタイプの人を「保全型」と呼ばれています。
「保全型」の人で大事なポイントは「心配事をなるべく減らすこと」です。
心配事を減らすためにできる対策は5つあります。
- 勉強する場所を固定する
- 1日ごとにノルマを決める
- 仲間と進捗情報を報告する
- 今持っている問題集を徹底的にする
- 「最初から」ハイレベルな問題集に手を出さない
中学受験の場合、夏休みは夏期講習で塾に通っているだけで、①-③は自然と満たします。
⑤に特に注意を払う必要があり、必要なタイミングまで難しい問題集に手を出してはいけません。
夏期講習で出会う問題に、不安が積み重ならないように注意が必要です。

コツコツ、余計な心配を増やさず、安定した勉強計画を立てることを意識しなくてはいけません。
同時にいろいろな本を読むタイプの人
同時にいろいろな本を読むタイプの人は、ドラゴン桜2では「拡散型」とよばれています。
「拡散型」の人で大事なポイントは「毎日の気分を大切にして、モチベーションを維持する」ことです。
モチベーションを維持する工夫は5つです。
- 勉強する場所は気分で決める
- ノルマは5日間で、自由に調整する
- 憧れの人をロールモデルにする
- テンションがあがる問題集を1冊見つける
- ゲーム感覚で、ハイレベルな問題にも挑戦する
夏期講習で予定が固定されてしまうことは、拡散型の受験生には少し相性が良くないかもしれません。
②の幅を持った計画の立て方が、小学生には難しい所です。
また通塾以外の時間で、モチベーションを維持する工夫が必要になります。

「保全型の保護者」が「拡散型の受験生」を見ると、気分のムラに対してイライラしてしまうかもしれませんね。タイプの違いを理解する必要があるのは、拡散型の方かもしれませんね。
【まとめ】
- 受験生の資格に性格に合わせた、夏休みの学習計画の立て方にコツがある。
- 保護者の受験生がタイプが異なる場合、受験生のタイプの理解が必要である。
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