首都圏入試の開始日2/1まで半年をきり、少しずつ本番までが近づいています。
「半年」を切った時点で、入試本番に向けて保護者の方ができる準備があります。
入試前日に受験会場付近に「前泊するホテル」を予約することです。
ホテル前泊を考えている家庭は、2月の予約枠を開放し始めるホテルがあるので、チェックを始めましょう。
- 入試前日は入試会場付近のホテルに前泊すると決めている家庭
- 入試前日にホテルに前泊するか、まだ検討を始めていない家庭
【結論】
ホテル前泊する場合は、予約枠が開放になった時点でキープしておく。
入試まで半年を切った8月は、ホテル選びを始めるチャンスである。
【解説】
中学入試直前でTwitter上で悩みのツイートが増える2大テーマは、「ホテル前泊」と「学校を休むか」の2つです。
今回は「ホテル前泊」について解説していきます。
この時期に「ホテル前泊」を取り上げる理由は、受験まで半年を切ったため予約枠を開放して始めるホテルがでてくるからです。
まず、ホテル前泊のメリット・デメリットを整理していきます。
ホテル前泊のメリット
- 受験当日に移動の負担が減る。
- 天候のリスクが減る。
入試会場が普段から利用している電車などでは、あまり問題になりません。
しかし、慣れない沿線で満員電車に揺られた後では、緊張も重なり体調不良を起こすかもしれません。
ホテル前泊で移動を最小限にしておくことは、乗り物に弱い受験生にとってメリットです。
天候のリスクは、受験の時期だと大雪による交通の乱れです。
入試直前になれば天気予報である程度予測できますが、大雪が降ると分かった時点からホテルを探すのは困難です。
みんな同じことを考えて、ホテルが予約で埋まるからです。
受験要項で大雪などのトラブルの場合、開始時間の変更などで対応してくれると記載がありますが、受験生のメンタルは動揺してしまいます。
大雪などに備えて予約だけはしておくというのも良い作戦だと思います。
ホテル前泊のデメリット
- 慣れない環境で、前日の睡眠が不十分になる可能性がある。
- ホテル代の費用がかかる。
ホテル前泊は家での睡眠と違い、心身ともに十分休めない可能性があります。
家でも緊張でゆっくり過ごせないかもしれない中で、ホテル前泊では環境も変えるリスクがついてきます。
前日の過ごし方は、入試までに勉強量や寝るタイミングなど模試を通じて練習しています。
しかし、前泊の練習をする人はほとんどいないので、「ホテル前泊」という普段と違う行動が不安材料です。
ホテル代の費用は、積み重なると大きな金額になります。
できるだけ早いタイミングで予約することで、割安でホテルをキープしましょう。
そして、ホテル前泊は不要だと判断した場合、キャンセル料がかからないタイミングで忘れずにキャンセルして不要な出費はさけましょう。
【ホテル前泊を調べることの追加効果】
ホテルの前泊を考えることで、志望校の「立地」を強く意識することができます。
また、受験生や保護者の本番へ向けた準備が本格化するスイッチとなるかもしれません。
兄弟の受験などで中学受験本番前の悩み事の対処の仕方を知らない家庭では、ホテル前泊の必要性を家庭内で話し合う機会を作れると良いですね。

前日の過ごし方を話し合う良いきっかけとなることを願っています。
キープだけは早い段階でして、不要と判断してキャンセルするのが得策だと考えています。
【まとめ】
- ホテル前泊を考える場合、入試まで半年を切った8月に早めにリサーチしておく。
- ホテル前泊の必要性を考えることで、入試前日の過ごし方を考える機会とした方が良い。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
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今回は取り上げていない「学校を休むか」について以前まとめた記事です。
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