【保護者向け】大学入学共通テストの英語を見てみよう。

全般

令和3年度からセンター試験から大学入学共通テストに変更になりました。
テストの制度が変更になった最初の年で、受験生には難しさがあったと思います。

中学受験を考えている家庭の多くは、将来的に大学進学も検討していると思います。
記述式の問題が採用されるかは不透明ですが、しばらくはこの形式や出題傾向が続くでしょう。

中学受験の先に待ち構える試験内容を調べることは、進学先を最終決定することに役立つはずです。

今回、実際に大学入学共通テストの「英語」を解いてみたので、感想と個人的な方針をまとめましたので少しでも参考になればと思います。
*家庭内で話し合いの機会をまだ設けていないので、「個人的」な方針(考え)としています。

英語を実際に解いてみた感想

10年以上ぶりに英語の問題を解きましたが、意外に解答できるという印象でした。
しかし、当時は発音問題や文法問題があったりと傾向に変化があり、戸惑った部分も確かにありました。
英語の読解量は多くなっているようです。
英語は読解のみ、分量増 地歴でも多様な資料 共通テスト(時事通信) – Yahoo!ニュース

問題で採用されているレベルの文章を日本語訳にする部分は戸惑いは問題はありませんでした。
同じ内容の言い換えなど忘れていた部分もありましたが、純粋に力が衰えている証拠だと思います。

1つ大きな印象的な変化がありました。
問題文を全て日本語で出された場合、センター試験よりも共通テストの方が難しいと感じました。
僕が試験をうけた当時は英語を日本語に正確に訳すことができれば、問題に答えることは容易でした。

英語を日本語に訳す能力を純粋に評価される問題から、英語で表記された内容を理解して解答するという問題に変わったと思います。
*あくまでも個人的な見解です。

保護者の方が時間がない場合、共通テストの日本語訳だけでも一度目を通すことをオススメします。少し癖のある出題傾向となっていると思います。

共通テストの対策について

もし僕が来年共通テストを受ける受験生だったら、2つの選択肢を迫られると思います。

①英語で理解して考えられる能力を強化する。
②英語の翻訳スピードをあげて、英語⇒日本語⇒解答を強化する。

①は英語で理解して考えるという練習が必要となります。この能力が強化されていれば共通テストも全く問題なさそうで、リスニングの得点もアップするはずです。

②は結局日本語で考え直す必要があるので、二度手間となります。会話などで追いつけない時があるのも、この対策法の弱点となります。

*①を鍛える方が理想的だと思っています。子供たちには①の能力を鍛えることができる環境で学んでほしいと思っています。

中学校選びに与える影響

英語に関しては、従来通りの勉強だけで対策することは難しいと思いました。
テストの変化に対して柔軟に対応していく学校側の体制やもともと英語教育に強い学校を選ぶ必要があるかもしれません。

学校の校風として、あらゆる変化に対して比較的落ち着いて対応のスピードが遅い学校では、学校だけで補うことは難しいかもしれません。公立学校では変化のスピードが緩やかなことがありますので、塾など別の環境を最初から準備することも良いかもしれません。

*「英語」に関しては、もともと英語教育に強い学校か柔軟に対応するスピード感がある学校が適していると個人的には考えています。
*学校生活など様々な要因で最終的に進学先を決める必要がありますが、「英語」試験の変化は特別記事として取り上げたくなるほどインパクトがありました。

まとめ

  • 大学入学共通テストの英語は、実際に問題を解いてみると大きな変化があったことが実感できました。
  • 中学受験の進学先を選ぶ場合、この変化に対応できる学校か一度落ち着いて考えてみることをオススメします。

ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました