長男のジン君は年少さんの秋に体験学習を経験後に公文式を始めました。
「勉強」に分類される習い事は、今のところ「公文式」だけです。
およそ1年間が経ちますので、メリット・デメリットなどを整理して紹介します。
「公文式」を始めるか検討中の方参考になればと思います。
・公文式って実際どうなの?と情報収集中の方
・プリント学習の「開始時期」を考えている方
公文式をはじめた1年前のジン君
公文式をはじめたきっかけは、秋の無料体験でした。
ジン君は春生まれなので、4歳数か月の年少さんのタイミングで始めています。
当時のブログ記事を見直すと、平仮名も数字を生活の知恵で覚えている範囲です。
公文式に通うための準備は全くしていない状態でも問題なくスタートすることができました。

普通の年少さんでも、準備なしに公文式を始めることができて良かったです。
教室で座れない心配もありましたが、宿題だけでもと割り切ってスタートできました。
公文式開始1年後の勉強の実力
1年間、コツコツ宿題をこなすことで順調に学力は成長しました。
<国語>
1年前は赤ちゃん絵本の音読が限界で、ひらがなも満足に書けませんでした。
ひらがな、カタカナなど自由自在に書ける字が増えています。
キレイな字ではありませんが、一生懸命な字で練習中です。
今は、子供絵本もある程度読むことができ、黙読して本に集中する姿も確認しています。
<算数>
公文式を始めたころは、数を数えることが限界でした。
足し算「+4」まで取り組み中で、順調に進んでいます。
生活の中で、引き算の一部や割り算「÷2」「÷3」「÷4」だけ、不思議と計算しています。
おやつを分ける時に必要な計算力だけは身に付きました。
公文式のメリット
公文式は東大生の3分の1が利用していたという話もあるぐらい有名な教材です。
その公文式のメリットを大きく3つあります。
1、スモールステップで自学可能な学習内容である。
2、無学年制で、先の学年に取り組むことができる。
3、習い事の通い方や教室などを変更しやすい。
スモールステップで自学可能な学習内容
スモールステップとしては、本当に「スモール」な所から始まります。
数を数えるだけで、何十枚もプリントを繰り返します。
「+1」「+2」でも、それぞれ何十枚と何度も繰り返して取り組みます。
非常に細かくレベルを刻んでいるので、自学可能で進めることが可能です。

年少さんでも、小さい成功体験を繰り返すことで、少しずつ勉強をすすめることができました。
無学年制で、先の学年に取り組むことができる。
公文式の学習内容は、「年齢」によって決めず「本人の学力」によって決められます。
本人の学力とやる気があれば、先の学年の内容も学ぶことができます。
公文式も先の学年の勉強を推奨しており、一定以上先の学年まで進んでいると表彰されます。
また、表彰されるレベルの優秀な子供をあつめたイベントも開かれます。

小学校のうちから、高校生の内容まで学ぶ子供がいるのも、本人のやる気と教材の良さが分かりますね。
習い事の通い方や教室などを変更しやすい。
公文式の教室の数は15,000件以上も全国にあります。
他の習い事と曜日の調整が難しい場合や教室の先生と相性が合わない場合など、容易に教室の変更が可能です。
僕が住んでいる地域も通学可能な範囲に3件教室があり、その中から選びました。
また、宿題交換で教室学習を無しにするなど柔軟な対応をして頂き、コロナ禍でも継続することが可能でした。

将来的に引っ越しなどがあっても、公文式なら継続できる点も我が家ではメリットだと感じています。
「自学可能な教材」という点が、柔軟な対応を生み出している理由だと思います。
公文式のデメリット
公文式のデメリットは3つあります。
1、スモールステップが相性が合わない可能性がある。
2、公文式では網羅していない勉強分野がある。
3、費用がやや高い。
スモールステップが相性が合わない可能性がある。
勉強が得意な学生には、スモールステップを退屈に感じる可能性があります。
得意な分野でも、教材を完全に飛ばすことは基本的にはありません。
一日5枚⇒10枚などに一時的な変更をして、その分野を早くやり終えることが解決策になります。
先の教材に進めるために、「量をこなすこと」を納得できるかに注意が必要です。
公文式では網羅していない勉強分野がある。
特に「算数」で言われることが多くありますが、文章題がありません。
特に計算力を重視している教材となります。
公文式の公式HPでも「素早く正確に計算できる力」を身に着けることを1つの目標としてあげています。
公文式「だけ」で、全ての範囲をカバーできないことは必ず理解しておく必要があります。
費用がやや高い。
教材費だけを考えると、他の教材とくらべて高いく、1教科の月謝は8000円前後です。
毎日5枚の宿題の取り組んだと考えると、1枚あたり50円弱の計算です。
市販のワークのボリュームを考えると、何冊も市販のワークを買った方が安くなります。
公文式を「教材」だけでなく、「教材+準備+まる付け+指導料」として捉えて、納得の料金か考えなくてはいけません。

我が家では、教材準備の手間や教室の先生が与えてくれる刺激に価値があると思い、お値段は納得して通っています。
1年間継続した感想と今後の予定
我が家では、公文式を1年間続けて良かったと思っています。
- 毎日取り組む習慣が身についた。
- ひらがなが書けて、友達とのお手紙交換の仲間に入れた。
- コロナの影響を受けずに継続できた。
毎日取り組む習慣を身につける方法は、運動でも音楽でも何でも良いのですが、我が家では「くもん」でした。
子供の興味があれば、他分野も積極的に参加したいと思います。
現状は、他の習い事は週1回のものだけで、毎日取り組む内容はありません。

継続力を鍛えることができたのが、一番よかったと考えています。
勉強の内容を幼稚園生活に活かすことができた点も良かったと思います。
勉強の本来の目的は、「便利に生活すること」なので、早い段階で感じることができました。

幼稚園のお手紙交換の時に、字が書けることが本人の自信になったようです。
コロナの影響は今後もしばらく続くと予想しています。
教室学習を控えて宿題交換だけに変更など、柔軟に対応できました。
オンライン学習ほどではないですが、公文式もコロナ禍には相性が良いと考えています。
我が家の勉強計画では、公文式をしばらく継続の予定です。
【まとめ】
・我が家には、公文式は相性が良い勉強分野の習い事でした。
・体験学習を利用してから、公文式の利用の検討を始めることをおすすめします。

秋の無料体験の申込みが始まっています。
興味がある方は、無料体験だけで試してみることをオススメします。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
公文式の無料体験をしたときの記事です。
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