【解説】受験科目の社会には攻略方法が存在するということ

塾・模試関連

社会科専門に特化したスタディアップ(https://www.studyup.jp/)という塾をご存知でしょうか?

2020年5月から中学受験の色々な情報収集を始めて、恥ずかしながら僕はこの度初めて知りました。

スタディアップの公式ホームページで説明されている方針が非常に面白く、そして納得できるものなので、紹介したいと思います。

この記事をよんでわかること・できること

・社会科に取り組む姿勢を考え直すことができる。
・灘中学校の受験科目に社会科が含まれない理由が理解できる。

*一般の社会と区別するために、受験科目の社会は「社会科」とこの記事では表記します。

【結論】

社会科には、正しい勉強方法と攻略方法がある。

【解説】

スタディアップは、社会科「も」大切に勉強することをまず説明しています。

算数で獲得した1点と社会科で獲得した1点は同じであり、受験の合否は総合点で決まる

スタディアップのメッセージは、算数で1点増やす「勉強量」と比べ、社会科で1点増やす「勉強量」について冷静に作戦を立てましょうということだと私は解釈しています。

この点は、算数や国語の点数の伸び悩みをしている場合にも凄く励みになる言葉です。

総合得点で勝負するので、志望校を諦めることなく作戦次第で盛り返すことができます。

一方で、算数や国語で逃げ切りを図りたい受験生にとっては、社会科を安定させることで合格率をさらに安定させる効果があるとも言えます。

社会科の勉強サイクルをしっかり回していきましょう。

社会科専門塾のスタディアップでは、当然ながら圧倒的に「社会科」の研究をされています。

少なくとも一人の親が研究できる範囲を凌駕していることは間違いないでしょう。

その社会科専門塾からの視点では、社会科を正しく勉強できていない事が多いという点です。

算数とは異なる勉強サイクルがある事を説明し、異なる勉強サイクルをしっかり回す事が大切だということを説明しています。

各教科ごとに専門家から見れば正しい勉強サイクルがあるという意見は非常に納得いくものです。

その勉強サイクルを身につける為に、どのタイミングで各教科の勉強サイクルを身につけるかを家庭で一度考える必要がありそうです。

スタディアップの主張は、社会科の勉強を後回しにしない方が良いという意見です。

各家庭で社会科にエネルギーをつぎ込むタイミングには作戦が必要です。
ライバルの一部は「社会科を後回しにはしない」という作戦をとっていることも意識しましょう。

社会科では塾ではなく、家庭学習にキーポイントがある

当たり前のことですが、塾に行って全てを覚えて帰ることは不可能であり「暗記」の時間が必要となります。

暗記の主役は家庭学習にあり、家庭学習から正しいサイクルを回していく事が重要であるという意味だと思います。

以前、私が実際の中学受験問題に取り組んだ時に感じた社会科の印象も、家庭学習でサポートできる可能性を感じるものでした。

スタディアップの主張している方針に、私は非常に納得させられる点が多いと思いました。

この記事は、スタディアップの方針を考える機会を作ることをオススメするというスタンスです。

実際にスタディアップを使用して、学習進められている様子が分かるブログとして、桜〇戦記さんのブログをおすすめします。

我が家では、まだ使用する段階ではないので、教材の使用感などを評価することはできません。

【おまけ:灘中学には社会科がないこと】

桜〇戦記さんのブログを拝見すると、小学5年の夏前に社会がほぼ完成したそうです。

それ以降は知識の成熟とメンテナンスをされて、勉強に取り組んでおられます。
(詳しくは、ブログを訪れてみてください。非常に勉強になります。)

正しく勉強サイクルが回した場合に、早い時期に社会の実力が身につけられる実例です。

勝手ながら、この点が灘中学では社会科が受験科目にならない点だと思っています。

灘中学の合格争いをする優秀な受験生達は、正しく社会科の勉強サイクルを回す事ができ、結果的に社会科では差がつかないと判断しているのだと思います。

社会科で差をつけるためには、重箱のすみのような問題となり、逆に小学生たちの不利益となると考えます。

広島では受験生の人数の関係もあり、社会科も十分受験科目として有効活用できる状態だと思います。

ダイダイ
ダイダイ

広島の受験生はしっかり社会科の勉強サイクルも回したいところですね。

<結論>

  • 社会科は正しい勉強サイクルを回せば、安定した成績を取れる教科である。
  • 社会科専門塾であるスタディアップの方針を家庭で検討して、社会科にエネルギーを入れるタイミングを検討してみると良い。

ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
質問なども募集しています。宜しくお願いします。

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