「読書」の教育に力を入れているヨンデミ―さんのnote記事の中で、興味深いタイトルの記事を拝見したのでレビューしたいと思います。
タイトル名は「宿題は答えを写すだけ、そんな子どもは危険信号!? 教科書が読めない小学生が増えたワケ」です。

答えは写していないと信じているけど、教科書が読めないってどういうこと?
来年から小学生になる子供がいる僕も、子供が宿題の答えを写す、教科書が読めないということは避けたいです。
子供達が教科書を読むことができ、自立して学べるようになるために必要なことが解説されています。
僕の個人的な見解も合わせて、記事レビューしながら紹介したいと思います。
元記事:宿題は答えを写すだけ、そんな子どもは危険信号!? 教科書が読めない小学生が増えたワケ|ヨンデミー | 子どもの【おうち読書 × 教育】はおまかせ📚|note
- 子供達が自立して学習できるか不安があるご家庭
- 来年から小学校に入学する子供がいるご家庭
【結論】
- 自分で学ぶ力は、学校教育で自然に身につくものではない。
- 自分で学ぶ力がないと、時間もお金も何倍もかかってしまう。
【解説】
今回の記事は、読書教育のオンラインの習い事「ヨンデミ―」さんの公式noteで公開されている記事の1つです。
「読書教育の生涯価値は5000万円以上」という興味深い切り口で、読書教育を勧めている習い事を展開しています。
今回の記事も最終的には「読書が大切」という結論に落ち着くのですが、その分析が秀逸で一般家庭にも応用が可能です。
サービス利用の有無に関わらず、国語の勉強方法について参考になればと思います。
文章を丸々読む機会が少ない子供達
Youtubeなど楽しいコンテンツ多い中、子供達が文字を読むという経験は減っています。
学校の国語の授業で、読書経験の不足分を補えているわけではありません。
国語の授業では文章の一部を利用して、接続詞や指示語などを読み解いていきます。
少なくとも、「1回の授業で文章を丸々読む機会は学校の授業ではほとんどない」という認識は持っておいた方がよいでしょう。
学校の授業で文章を丸々読むことがない子供達は、その機会を作る必要があります。
家庭の「読書」を通じて、文章全体を読む経験を積み重ねなくてはいけません。
読解力が身に付かないと、自立して学習できない。
教科書の中身を理解できる読解力があると、自立して自分で学習をすすめることができます。
分からないことがある時に、自分で教科書を読んで解決することができるからです。
逆に教科書に書いてあることが理解できないと、解法を見つけることもできません。
「答えを写すという行動は、読解力がなく教科書を読むことで解決できない」ことを表している可能性があります。(もちろん、単純に怠けている時もあると思いますが。)
ヨンデミ―さん教科書を読むことは難しいことで、トレーニングしないと身に付かないことも指摘しています。
「読解力を身に付けなければ、教科書を読むこともできない」という認識も、保護者は持たないといけませんね。
このような状態で学習を進めようとした場合、勉強の時間や塾代などが余計にかかります。
読解力を優先して身につけることは、教育費の節約にもつながるかもしれません。
ダイダイ家の場合
この記事を受けて、2つの重要な点を意識しようと考えています。
- 「文章を読み切る」という機会を作る。
- 「教科書を読むこと」は、読解力なしには難しいことを理解する。
学校の授業では「文章を読み切る」機会が少ないという視点は、今回の記事を読んで再認識することができました。
短い本でも良いので、1冊読み切ることを意識的に作りたいと思います。
そして「教科書を読めば分かるでしょ」という言葉は、子供が小さいうちは封印しようと思います。
まずは、「教科書が読める」ところまで、読解力を身に付けるという考えに改めました。

小さい読書家の息子たちですが、読む本にこだわりが強く好きな本以外全く読みません。読む本に対して柔軟な気持ち持てるようになったらヨンデミ―さんの利用を考えています。それまでは、読書嫌いにならない事を優先したいと思います。
【まとめ】
- 読解力がないことを反映した行為として「答えを写す」という行動に現れるかもしれない。
- 学校教育だけではカバーしきれない部分を意識して、読解力を鍛える必要がある。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
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