中学受験前最後の模試が終了し、受験本番に向けて志望校の最終選定などの時期になりました。
合否判定が出る前に、子供の成長を再確認してみることをおすすめしますという記事を先日投稿しました。
*どうしても結果が出た後だと、合否の影響を受けて褒める量が変わりそうと考えているからです。
【本番前に必ずやること】子供の成長を垂直で比べてみよう | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)
今回は子供の成長を再確認する方法のうち、名門校開成中学校の元校長「垂直で比べる」以外について解説します。
受験前の振り返りの手助けになればと思います。
「コロナ禍で中学受験に取り組んでいなかったら?」という場合を考えてみましょう。
中学受験という具体的な目標がなかった場合、自粛期間中に勉強に取り組めたでしょうか?
もちろん受験という目標がなくても勉強習慣が身についていて、コツコツ勉強した学生もいたと思います。
*おそらく学力の二極化の上位層グループは、この自学ができる学生が多いかったのではと思います。
一方で具体的な目標がなく、勉強する習慣もなかった場合、勉強を進めることができなかった学生もいたと思います。
*「中学受験」という目標があるにも関わらず上手に時間を使えず、勉強が進まなかった生徒がいることからも一定数いることが容易に想像されます。
このように考えると、コロナ禍で「中学受験」という具体的な目標があったことは良かったのではないでしょうか。
目標を目指しながら必要な努力を続けることができたと思います。
・計画通り進まなかったかもしれませんが、「中学受験に取り組んでいなかった場合」と比べると多くの勉強したと思います。
・目指していた学力は身につかなかったかもしれませんが、「中学受験に取り組んでいなかった場合」と比べると学力も身についたと思います。
・学力以外の力はなかなか測ることはできませんが、「中学受験に取り組んでいなかった場合」と比べると身についたと思います。
野球やサッカー、ピアノやダンスなど勉強以外の競技で人間力を磨いた学生も沢山いると思いますが、「中学受験」は自粛期間でも努力が続けることができる競技だったと思います。体の接触がある競技(柔道など)では感染予防のために競技再開すら不可能な時期が長くありました。まだまだコロナの影響で満足に取り組むことができない競技がある中で、勉強は比較的制限を受けなかった競技だったと考えることができます。
まとめると「中学受験」という競技はコロナ禍で他に比べて取り組みやすい競技であり、自粛期間中に具体的な目標を持っていた受験生は努力を続けることができた1年だと前向きに考えることができます。
*例年通りの受験の方が取り組みやすかったかもしれませんが、今年はどう頑張っても例年通りというわけにはいかないので現状でできること(できたこと)を前向きに考えていきたいですね。
【まとめ】
- コロナ禍において「中学受験」という目標をもっていたことをポジティブに考えると良い。
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