【中学受験・記事レビュー】子供の「不正」について考えてみよう。

title220707 全般

子供の「不正」というテーマの有用な記事を拝見したので、記事レビューしたいと思います。

今回参考になった記事は、授業中や家庭の勉強中も含む、もう少し身近な「不正」問題を取り上げています。

夏期講習を乗り越えた後に待ち受ける過去問の時期だけでなく、受験学年以外の小学生をもつ保護者の方にも参考になります。

子供の「不正」について、一度考えてみましょう。

今回参考にした記事:中学受験、勉強中の何気ない「不正」に要注意…取り繕う子供にしないために(現代ビジネス)

今回の記事をオススメする人
  • 授業中などの子供の学習態度について、振り返りたい御家庭
  • 過去問演習が始まる前の受験生がいるご家庭

【結論】

  • 子供が安心して「間違い」に対して、向き合える環境作りが重要である。

【解説】

この元記事は、矢野耕平さんという「令和の中学受験 保護者のための参考書」という本も書かれている中学受験専門家が書かれた記事です。

子供の「不正」には、カンニングや答えの丸写し以外のようなこと以外にも、普段の学習から行われているかもしれないという指摘です。

例を挙げると、誰も見ていないうちに答えをそっと書き直すことも、「不正」の一部と解釈できます。

もしかしたら、本人自身も「不正」という自覚がないかもしれません。

このような「不正」に対して、色々と考えなおすきっかけになる重要なポイントを紹介します。

「間違えてはならない」という怯え

「親」「友達」「先生」など、原因はどこにあるかはっきりしないこともあるそうです。

しかし、「間違えてはならない」という怯えは、不正を行う生徒に共通しているようです。

この中で親の努力で取り除ける原因は、「親」からのプレッシャーですね。

ダイダイ
ダイダイ

僕自身が「怯え」の原因にならないように注意しなくてはと改めて考え直しました。間違えた所を注意するだけでなく、正解だけを褒めることも「怯え」に繋がるかもと思い、気を付けていきたいと思います。

高校生、大学生、社会人だって「取り繕う」

これは冷静に考えると、大人になった僕自身も「取り繕う」ことをしています。

小学生だけに「取り繕うことをしてはいけない」というのは難しいですね。

僕には「取り繕う」必要がない環境があって、そこでは失敗も堂々とすることができます。

子供も同じように「取り繕う」必要がなく、色々なことも堂々とチャレンジできる環境が大事であると思います。

間違いに向き合い、改善すると成績が伸びる

記事では、受験学年の過去問間違い直しノートを例に挙げています。

志望校に合格できる生徒は、堂々と間違い、真摯に向き合うことで実力を伸ばし合格を手にしているようです。

「足らざる部分に目を背けず立ち向かうことが成績上昇の必要条件である」ことは、受験生には必ず知っておいて欲しいことですね。

夏期講習をこえて、模試、過去問に取り組む受験生に届いて欲しいメッセージです。

【まとめ】

  • 「その場を取り繕う」ことは、小学生だけなく、大人も行う注意したい行動である。
  • 間違っても大丈夫という、環境作りが大事である。
  • 成績向上には、「間違いに向き合い、改善する」ことが重要である。

今回参考にした記事の矢野耕平さんの著書を紹介します。

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