【広島で中学受験】安田と比治山の系列大学を比較してみよう

中学校分析

中学受験の目的に、高校受験を回避して安定した学生生活を送ることが目標の家庭もあります。
そして、系列大学への進学も視野にいれて、進学先を決めることもあります。

首都圏では附属を意識した学校の選択肢も多くありますが、広島ではかなり限定されます。
このブログで取り上げている安田女子と比治山は、系列大学への特別推薦があります。

2つの中高一貫校から系列大学の特徴を確認して、最終的な進学先選びに役立ててください。

特におすすめのひと

安田と比治山のどちらを志望校として選択するか迷っている人

【結論】

安田女子大学の方が学部数や学科数など、大学の選択肢が充実している。
安田は系列大学へ進学する学生が多く、比治山は他大学などへ流れる生徒が多い。

【解説:安田と比治山の違い】

まずはじめに、2校の違いから優劣をつける目的ではありません。
2校の違いを理解して、各家庭の方針に合った学校選びができることを目的としています。

両校ともに女子中高一貫校で、ダイダイ広島受験ブログでは中堅校として位置付けています。
中堅校として位置付けた理由に関しては、偏差値でまとめた記事を参考にしていただけると幸いです。

安田女子比治山
創立1915年1939年
中学定員数200名80名
高校入学者数80名200名
系列大学への合格人数150名32名
国公立大学の合格人数54名36名
合格人数は2021年の実績

並べてくらべると、中堅校の2校の特徴が分かります。

生徒数の規模や学力推移など似ている点が多い両校ですが、中学と高校の比重が大きく異なります。
また、系列大学へ進学する人数は、安田女子が非常に多いという特徴があります。

広島の私立大学への進学傾向

安田と比治山の生徒が広島県内の私立学校の合格実績を比較してみます。

系列大学と修道大学の3校に絞って比較します。

*修道大学は広島で大きな私立大学なので参考のために追加しています。

安田女子比治山
安田女子大学150名56名
比治山大学6名32名
修道大学11名36名

*合格者と進学者の違いは明記されていなかったので、解釈には注意が必要です。

安田出身で広島県内の私立大学を選択する場合、生徒の約半数が系列の安田女子大学に合格しています。

一方で、比治山出身の生徒は、系列以外の私立大学を選択する生徒が多いことが分かります。

大学が安田女子大学が7学部14学科に対し、比治山大学が2学部5学科と規模が違うことも要因の1つだと考えられます。

中学受験時に大学までを視野に入れた場合、安田女子の方が計画が立てやすい。

*学力以外にも有意義な学校生活を送る視点も大事なので、最終的には総合的な判断となります。
*各家庭の方針にあった学校選びができることを願っています。

まとめ

  • 安田女子の方では系列大学の学部選択肢が多く、生徒の約半数が大学に合格している。
  • 両校の間で、志望校を迷った場合、大学進学への影響も考えると良い。

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