ダイダイの中学受験ブログの記事を書いている僕は、中学受験未経験者です。
未経験者が受験情報に接していくと、感覚的に理解しにくい情報があります。
その中の1つが「数学のできる父親の助言が、子供の算数の勉強の弊害になることがある」ということが言われます。
少しでも理解するために、実際に中学受験問題に挑戦してみました。
*安田女子中学校の公式HPで公表されている2020年度の入試問題を使用しました。
<結論>
中学受験未経験親は、中学入試問題に対して理解が足りない部分が実際にあった。
<解説>
恥ずかしながら満点は取れておらず、分からない問題がありました。
しかし実際に問題を解いていくと、「数学のできる父親の助言が、子供の算数の勉強の弊害になることがある」の意味が少し理解できました。
1、計算問題は問題なし
数学の知識が邪魔することはなく問題がとけました。
ついでに、作者が気付いてほしい解法のメッセージをくみ取ることができました。
2、文章問題はやや困難。
数学の知識で答えは導くことができました。
ただし、「算数」用の式を立てることができない問題が複数ありました。
また問題をみた瞬間に答えが出せるものもあって、途中式そのものが書けない問題もありました。
3、図形問題は困難 (純粋に僕が苦手であることを除いて)
数学の知識を直接応用することができませんでした。(個人的な実力不足も関係)
算数の知識で解くことが必要ですが、未受験親では知識と経験値が足りません。
4、ダイヤグラムは困難
問題自体は困ることなく解くことができました。
しかしダイヤグラムを使用した経験が全くなく、正しく解けているかは分かりません。
*子供に内緒でこっそり受験問題に挑戦してみることは、保護者にとっても良い経験になると思いました。
<まとめ>
- 「数学のできる父親の助言が、子供の算数の勉強の弊害になることがある」は、一部当たっていると思います。
- 「数学でしか答えを導くことができない」ことは、下手なアドバイスが子供の混乱を起こしそうです。
- 「勉強したことがない単元がある」ことは、アドバイスそのものができないので混乱を起こすことはなさそうです。
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