ダイダイの中学受験ブログの記事を書いている僕は、中学受験未経験者です。
国語に関しては、保護者のアドバイスが子供に悪影響を及ぼしているような注意事項はあまり見られません。
そもそも「国語」の正しい解き方、答え方、勉強の仕方が分かっている人が多くはなく、子供にアドバイスする機会が他の教科に比べて少ないのではと考えています。
未経験親が実際の中学受験に挑戦して、見えた課題をまとめます。
*安田女子中学校の2020年度の問題を、学校公式HPから手に入れて使用しました。
<結論>
未経験親でも、高校受験や大学受験の経験から中学入試問題を解くことは可能であった。
正しく問題が解けているかは別問題であり、子供に適切なアドバイスは不可能である。
<解説>
模範解答が公表されていないので、何点とれているかは不明です。
満点ではないことは間違いないです。
実際に入試問題に挑戦してみることで、気づいた発見が何点かありましたのでまとめていきます。
1、漢字は問題なし。
読む方は、普段の生活から文章を読んでいるので問題なし。
書く方は、実際に鉛筆を持って書く機会が減っていて、トレーニング不足状態である。
2、文章問題はやや問題がある。
文章の読む量は問題なし。(これは受験校によると思いますが、大学受験まで経験者なら対応できると思います。)
問題は、「縦書きの文章に読み慣れていないこと」です。
私生活の中では、このブログも含めて横書きが圧倒的に触れる機会が多くなっています。
新聞や本を読む機会を積極的に作らなければ、縦書きの文章を読み解く能力は横書きの文章に比べて落ちてしまう可能性があります。
国語だと急に読むスピードや理解力が衰えるのは「縦書き」が原因かもしれませんね。
眼科学会の研究では「縦書き」の方が読むスピードに劣るという結果が発表されているため、やはり国語のトレーニングに「縦書きの文章に慣れる」も必要と考えます。
<まとめ>
- 未経験親でも、中学入試問題を解くことはできた。
- 正しく解けるかは別問題で、訓練をしなければ子供にアドバイスはできない。
- 私生活の中で「縦書き」に触れる機会が減っているため、読むスピードや理解力が衰えている。子供たちには、積極的に「縦書き」に触れる機会を作る必要がある。
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