今回は、2022年に受験を終えた戦記さんの例を出しながら中学受験の費用を試算した記事をレビューしたいと思います。
戦記さんは、月間100万PVもある中学受験では有名なブロガーの方です。
中学受験費用は首都圏と地方、学習塾と個別塾では大きく違い、今回は首都圏の記事になります。
広島から首都圏の中学受験の費用を見ると、金額の大きさに驚きますね。
夏期講習や模試代など出費が増えるタイミングで、各家庭の教育費の予算について考えるきっかけになればと思います。
元記事:中学受験の見積もり by お金の健康診断 – 経験者×お金のプロが費用を試算 – お金の健康診断 (okane-kenko.jp)
- 中学受験にかかる全体の予算について知りたい方
【結論】
- 年長から中学受験終了まで総額623万円かかるケースがある。
- 1つの塾だけで完結しない可能性も入れて、費用を計画する必要がある。
【解説】
今回の記事は、中学受験ブログで有名な戦記さんとファイナンシャルプランナー石橋さんの対談形式でまとめられた記事です。
戦記さんのブログ「戦記」では、中学受験の勉強記録が詳細に記録をされていて、非常に参考になります。
中学受験の費用について、戦記さんのご家庭でかかった費用を事例に解説されています。
中学受験費用の総額623万円の内訳
戦記さんのご家庭ではSAPIX以外にも、公文式や算数専門塾も利用されています。
1つの塾で完結する場合、戦記さんではSAPIXの6年間の費用は342万円です。
学年が上がると年間の費用はあがり、夏期講習などが積み重なる6年生では1年間で136万円です。
総額632万円まで必要だった理由は、公文式に96万円と算数専門塾に184万円が追加の費用でかかっています。
塾の掛け持ちを考える場合、各家庭の教育予算をオーバーする可能性が大きくなりますね。
- 1つの塾だけで完結しないパターンも、予算計画の時から考えておく。
3年生までの費用
中学受験を目指す場合、4年生から本格的にカリキュラムが始まります。
戦記さんの例では、本格的なカリキュラムが始まるまでの費用は177万円でした。
勉強以外の習い事も考えると、3年生までの費用は特別高すぎることはないようです。
注意すべき点は、首都圏では4年生から通塾することができない可能性があることです。
戦記さんの考察では、年長さんの時に受ける入塾テストが、通塾するための最後のチャンスになる可能性があります。
そのため、小学校3年生までの塾代金を節約することは難しいそうです。
首都圏へ転勤などの可能性がある家庭では、首都圏の塾の環境は知っておいた方がよいですね。
- 4年生になるまでに費用は高すぎることはない。しかし、通塾枠の確保するために、首都圏では削ることができない費用である。
広島の場合の中学受験費用
広島の場合は、首都圏の塾費用ほど多くはかかりません。
1つ目の理由は、塾費用の相場が首都圏より高くないことが理由です。
この記事を作成時に塾に問い合わせをしましたが、総額でSAPIXを超える塾はありません。
地方では塾代の相場があがっていないことは、広島に住む人として助かります。
2つ目の理由は、「通塾枠を確保する目的」で低学年から塾通いをする必要がない点です。
もちろん、低学年から通塾して学習を進めたい場合は、塾の費用がかかります。
しかし、本当は低学年からの塾は不要だと思っているけど、通わさないといけないということは広島では起きません。
以上の2つの理由から、広島で中学受験をする場合の費用は、首都圏ほど高く見積もる必要はありません。
その費用を他の教育費として積極的に使うのか、将来の教育費として貯めておくかは話し合いが必要ですね。

最初、632万円という費用を見た時は愕然としました。地方在住なので、塾を掛け持ちしない限り、そこまでの費用は必要になさそうです。
少なくとも、家族で話し合いをしながら、納得して教育予算をきめたいと思います。
【まとめ】
- 中学受験の小学6年間でかかった費用の総額は632万円だった。
- SAPIXの1つの塾代金では、342万円であった。
- 1つの塾以外の費用も含めて、小学6年間にかかる費用を考える必要がある。
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