【解説】コロナで広島の中学受験はこう変わる

全般

コロナ感染が広がる中で、中学受験に与える影響がどのようになるか不安が募ると思います。

これまでに「入試範囲」や「ライバルの動向」についてはまとめ記事を書きました。

ダイダイの広島受験ブログなので、コロナの影響を「広島」に限定して解説してます。

この記事を読めば、広島でおきる受験環境の変化が分かり、不安が解消できます。

<結論>

入試範囲を縮小する学校が出てくる可能性は十分考えられる。
ライバルの動向は、受験者数は変わらないが、合格者の最終進学先は変化の可能性がある。

<解説>

入試範囲を縮小する学校が出てくる可能性は十分考えられます。

コロナに関わる休校要請には、各学校とも公立学校のように対応しています。
今回の文部科学省からの要請に、従わない理由があるとすれば「学生の選別ができない場合」のみです。

最難関校では、例年通りの試験範囲を課さないと受験者の選別が不可能(点数の差がつかない)と判断するかもしれません。
もしくは、非常に限定的な入試範囲の縮小のみおこなうかも知れません。
例を挙げるなら早稲田実業のように、漢字の範囲のみ制限するなど。

首都圏ですでに入試範囲の縮小が発表されている学校からわかるように、入試範囲の縮小はバラバラです。

広島でも入試範囲の縮小の範囲は足並みが揃わないと考えます。

「広島」でも入試範囲を縮小する学校はでてくるが、縮小範囲は一定ではないと予想されます。

秋以降の今年度の入試要項を必ずチェックして、対応する必要があります。

現時点で受験生は例年通りの学習を続けて、入試範囲縮小は直前の志望校対策講座程度と捉えてよいでしょう。

次に、広島のライバルの動向について解説します。

広島での総受験者数も大きく変化しないと予想されます。
受験校を変える人は出てきますが、受験を撤退する家庭は多くはありません。

経済的な理由で撤退する場合は、リーマンショックと同様に来年度以降になると思われます。

今年度にライバルの数が大きく減る可能性は小さいと考えられます。

一番大きい影響を受けるのは、最終進学先の選定だと思われます。

広島市内の場合は、ほとんどの学校が通学圏内になります。
そのため複数校の受験を行い、合格した学校から希望校を選ぶことになります。

遠くの最難関校に進学するか、近くの難関校に進学するかは変化が起きるかもしれません。

この変化は各学校の「補欠枠」に影響を及ぼすだけで、合格を勝ち得ていたら問題ありません。

最終的な進学先には変化が生じるかもしれませんが、受験生が合格を手にする過程までには変化は生まれません。

<まとめ>

  • 入試の縮小は行われるかもしれないが、各学校で範囲には差があると予想される。
  • 受験者数は受験辞退者が多くなる理由が特別ないため、2021年度は変わらないと考えられる。 
  • 進学先には変化が起きるかもしれないが、合格者になった後の話なので、受験生が現時点でできることは何も変わらない。

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