GWが終わって次の長期休みは、受験の天王山と呼ばれる夏休みになります。
夏休みに入ると夏期講習があり、受験生の日々は一層忙しくなっていきます。

GWが終わると、祝日が全くないんだよな…
受験が終わるまでの最後の休みだったのかもしれない。
「時間が足りない」という問題にすでに直面している人もいるかもしれません。
秋以降には祝日もありますが、秋以降にも「時間が足りない」という問題は解決されません。
年間の祝日を確認して、今後の勉強には平日力が大切であることに気が付くきっかけになればと思います。
- 時間が足りないとお困りの受験生
- 年間スケジュールを全体的に見直したい方
【結論】
- 年間で考えると、6月より時間が作りやすい月は、受験まで訪れない。
- 秋以降は祝日があるが、模試や入試説明会などで、6月以上に忙しくなる。
【解説】
年間の休日と秋以降のイベントをあわせて、年間スケジュールの見直しをしてみましょう。
<1年間の土日・祝日>
6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
土日・祝日 | 8日 | 11日 | 9日 | 10日 | 11日 | 10日 | 9日 |
やはり、祝日がない6月が年間通じて休みが少ないことが改めてわかると思います。
夏休みと冬休みがあるので、7月、8月、12月は参考値です。
9月以降は祝日を有効活用しながら、自分のペースで課題をこなすことができます。
<秋以降は模試と入試説明会がある>
秋以降は受験本番を意識して、模試が本格化します。
四谷大塚主催の模試だけでも、9月以降は毎月開催されます。
その他の模試も受験する場合は、月に2回模試を受ける受験生も少なくありません。
模試は受けただけでは不十分で、十分な復習が必要となり、勉強時間が消費されます。
1つの模試で2日の時間がとられると仮定すると次のようになります。
6月 | 9月 | 10月 | 11月 | |
土日・祝日 | 8日 | 10日 | 11日 | 10日 |
模試1回のみ | 8日 | 8日 | 9日 | 8日 |
模試1回・説明会1回 | 8日 | 7日 | 8日 | 7日 |
模試2回 | 8日 | 6日 | 7日 | 6日 |
- 模試などを考慮すると、6月以上に時間が作りやすい月は受験本番までない。
<解決策>
時間が足りない問題を少しでも解消するためにできることを考えてみましょう。
解決策① 5年生までに学校訪問などを行う
当初からの志望校が変わらない場合、追加の説明会は不要かもしれません。
しかし成績の推移によっては、秋以降に入試説明会などで学校を訪問する機会を作る必要があります。
5年生までの間に時間と参加枠が許す限り、幅広い成績帯で学校訪問の機会を作れると良いですね。
「学力」の関係で志望校が変わる場合にも対応できるようにしておくことは、受験学年の時間不足に対応できる予防策とも言えます。

コロナの件が落ち着き、説明会も色々な学年が参加可能になったので、積極的に参加したいですね。
解決策② 平日力を鍛える
平日に学習する力を鍛えておくことは、受験学年に限らず重要です。
週末に足りない部分を補う体制ではなく、週末に学力をより伸ばす時間に使う体制になることは他の受験生に差をつけるために有効です。
同じような学習リズムの流れで、秋以降に模試や過去問の取り組みなどに時間を当てることができます。
あくまでも理想論ですが、平日力を少しずつ鍛えることが「時間不足」を解決する有効な手段です。
解決策③ 受ける模試の種類を厳選する
受験学年に限らず、テストの受けっぱなしは成長の機会を逃してしまう危険性があります。
テストの復習をして、弱点を補うことが学力を伸ばすために必須です。
しかし、やみくもに模試の数を増やして、時間不足で空回りすることも避けなくてはなりません。
本当に必要な模試なのか、その模試を有効活用できるのかを考えながら、模試の「種類」と「数」を厳選しく必要があります。
【広島の場合】
最後に、広島の場合の解決策についてまとめます。
- 最難関校、難関校、中堅校のそれぞれの学校訪問の機会を5年生までに作る。
- 通塾中以外に外部の共通模試を受ける必要があるか考える。
多くの受験生が最終的に、全ての難易度の学校を1校ずつは受験しています。
そのため、最終的な進学の有無に関らず、学校訪問の機会だけは早い段階で作っておくことが重要です。
また、広島ではそれぞれの塾内で学力をつけることで、最難関校の合格者を輩出しています。
必ずしも外部の共通模試が必須とはいえません。
外部模試を受ける場合は、目的を明確にしてから模試の参加を決める必要があります。
模試を厳選し、入試説明会を限定すれば、広島では秋以降にも土日・祝日を有効活用できます。
【まとめ】
- 年間の祝日を考慮しても、受験本番まで時間の余裕がある季節はありません。
- 日々の学習の質を上げて、「平日力」が大切になります。
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