【中学受験・記事レビュー】子供が反抗する理由を考える。

title220722 全般

今回は、受験生が『塾をやめる』と言い出した時の悩み相談に関する記事をレビューしたいと思います。

受験生が『塾をやめる』と言い出したら、どなたでも動揺が走りますね。

我が家は幼稚園児で小学受験もしない家庭ですが、「くもんをやめたい」と初めて言い始めた時は悩みました。

将来受験生になった時に「塾をやめたい」と言われた時を想像するだけでゾッとします。

今回は記事レビューで、「塾をやめたい」という子供の気持ちへ準備に役立つことができれば幸いです。

元記事:「小6の息子が『塾をやめる』と言い出した」母親からの悩み相談に浜学園の副理事長が出した答え(PRESIDENT online)

今回の記事をオススメする人
  • 塾通学が苦しくなっている受験生がいるご家庭
  • 将来的に受験生がしんどくなった時の保護者の考え方を整理したい方

【結論】

  • 子供が不利なことがある時に、子供が親に反抗することが多いことを理解する。
  • 夏・秋・冬など年間に合わせたペースを親側が調整してあげる。

【解説】

今回の元記事は、関西圏の有名塾の浜学園副理事長さん、橋本憲一さんが書かれています。

塾講師の視点から、子供の反抗に対する対処法に対して、知恵が紹介されています。

親側がおれる覚悟

塾講師の視点から、子供の勉強量が増えるきっかけに「講師と子供との信頼関係の構築」をあげています。

塾講師は色々なコミュニケーションを通じて、最初に子供との信頼関係を築く努力をするそうです。

そして、「親」にも信頼関係を築く努力が必要であることを指摘しています。

親子だから、もともと信頼関係がある程度構築されているのでは?と思う方もいるかもしれません。

橋本さんの主張では、信頼関係を構築できていないだけでなく、塾講師よりも信頼関係を構築するのが困難であると主張されています。

「信頼関係の構築」で、親がおれて努力をする必要があるとアドバイスされています。

ダイダイ
ダイダイ

最初この記事を読んだときに、我が家は親子だから信頼関係は構築できていると思っていました。よくよく考えてみると、「勉強」という点での親子関係は、まだ構築できていないかもしれません。もちろん、他のことでは仲良しです!

こどもが反抗する理由

「こどもが不利な状況では、反抗子どもの反抗は、彼らが親と向き合うとき、「自分が不利なこと」がある場合に起こることが多いのです。

「小6の息子が『塾をやめる』と言い出した」母親からの悩み相談に浜学園の副理事長が出した答え
PRESIDENT online

テストの点が悪い時、勉強が分からない時など、こどもが不利な立場になる時に反抗してしまいます。

改めて考えると、子供が不利な時ばかりに声掛けが集中しているかもしれません。

まずは、日々努力していることを認めてあげることが大事であると、橋本さんはアドバイスしています。

日々頑張っていることも認められなければ、成績がよいことも褒められず、悪ければ文句を言われる。子どもに為す術はありません。

「小6の息子が『塾をやめる』と言い出した」母親からの悩み相談に浜学園の副理事長が出した答え
PRESIDENT online

毎日頑張っていることを認めずに、成績が悪い時だけ文句を言われたらやる気がなくなります。

親側が折れて、こどもの気持ちを考えることが解決策かもしれません。

ダイダイ
ダイダイ

指摘したいことが沢山ある状況で、親が先におれて我慢することは理解はできますが難しそうですね。難しいことは分かっていますが、反抗する理由だけは少なくとも理解してあげたいです。

1年間を通じたペース作り

少し話はそれますが、年間を通じたペース作りもアドバイスされています。

1年間頑張り続けられる小学生は多くありません。

夏までに頑張りすぎて、秋以降ペースダウンするかもしれません。

秋以降に逆転されることは、メンタル的にも苦しいことだと思います。

勉強のピークの持って生き方、ペースの取り戻し方は親の方が長けていることが多いはずです。

ダイダイ
ダイダイ

これから夏休みを迎えるので、受験本番までのピークの持って行き方も考えたいですね。

【まとめ】

  • 保護者と子供の信頼関係の構築には努力が必要である。
  • 子供が反抗する場合、反抗する背景を理解する。
  • 受験本番に勉強のピークをもっていくために、年間を通じたペースを考える。

今回の元記事の橋本さんの著書を紹介します。

ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
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