【解説】入試出題範囲を教えてくれる学校がある。

全般

入試本番まで時間が限られてきていますが、入試「直前」説明会を開催する学校があります。

どうして残り時間が少なくなった時期に説明会を行うのだろうか?

このような疑問をありましたので、目的と利用方法についてリサーチした内容を紹介します。

【結論】

志望校を変更した受験生と学校のミスマッチを減らす目的である。
入試「直前」説明会では、入試範囲を教えてくれる学校があるらしい。

【解説】

1、志望校を変更した受験生と学校のミスマッチを減らす目的である。

志望校が変更となる可能性は入試直前まであります。
広島のように限られた学校しかない地域では受験日程が重なることは基本ありませんので、問題ありません。最初から進学の可能性のある学校を全てリサーチすることが可能です。

しかし、首都圏の学校では入試校の選択から勝負が始まりますので、直前の志望校変更があります。
その際に一度も説明会に参加することなく受験して進学する場合、受験生と学校と双方にミスマッチが生まれる可能性があります。

ミスマッチがあると入学以降の環境に苦しむ可能性があります。
このミスマッチを減らす目的で「直前」入試説明会が開催されます。

「進学の可能性があり、説明会に参加したことがない」場合には、保護者の方だけでも参加した方がよいでしょう。説明会に参加して納得のいく学校に進学することが受験生にとって幸せだからです。

2、入試「直前」説明会では、入試範囲を教えてくれる学校があるらしい。

検索をすると新聞の記事で取り上げられている学校も発見することができますが、非常に情報は少ないです。都市伝説的な噂なのかもしれませんが、「二月の勝者」という大好きな中学受験漫画でも触れられている噂です。

ただ、この噂は検索にひっかけても具体的な中身は出てきません。
ライバルに同じ情報を手に入れられると、有利にならないので当然と言えば当然ですね。

1つだけ言い切れるのは、直前説明会で出された情報と「同じ」問題がでない限りは対策は困難だということですね。「直前」なので、純粋に対策にかける時間がありません。
たとえ「電気の範囲がでます」と言われても、入試本番までに「電気」のテーマをマスターすることは難しいかもしれません。

入試範囲を教えてくれるかもしれないという噂は、噂にとどめて深追いしない方が得策だと言えます。

【広島の話では】

なぎさ中学校が直前説明会ではありませんが、「入試過去問解説会」を開催していますね。
直接、範囲などの情報が伝えられるかもしれませんが、その点はあくまでもおまけだと思います。

大事なのは、問題作成者の入試問題を通じたメッセージを受け取ることです。
「入試問題は学校からのラブレター」という言葉がありますが、なぎさ中学校はラブレターの解説をしているわけですね。

しっかり学校からのラブレターのメッセージを受け取りましょう。

【まとめ】

  • 一度も説明会に行ったことがない場合は、「直前」説明会を利用する価値がある。
  • 「出題範囲を教えてくれるかもしれない」という噂は、噂にとどめて目の前のことに集中しましょう。

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