チャットGPTを使用すると、学力が低下するのでは?という記事を読んだのでレビューしたいと思います。
教育業界で有名な佐藤ママはチャットGPTを否定的に考えていますし、色々な意見が飛び交っている話題ですね。

チャットGPTって最近話題だけど、良く分からないなぁ…
チャットGPTという言葉を耳にする機会はあっても、使いこなしている人は少ないと思います。
僕は最近チャットGPTを少しずつ触り始めていますが、優秀な答えが返ってくる一方で本当に正しいのか判断に困る場面があります。
今後、教育する時の利用を考える時に、チャットGPTを利用するかどうか、今回の記事を通じて整理しましょう。
- 子供の教育とAIとの関わりについて考えたい方
- チャットGPTの教育現場での利用方法を考えている方
【結論】
- 便利なツールができると、学生たちの能力が低下する傾向がみられる。
- 読解力の有無は、チャットGPTを「使いこなす側」と「使われる側」に分ける。
【解説】
今回の元記事は、FORZA STYLEというサイトで掲載されたインタビュー記事です。
国語の教師の方のインタビューから記事を作られています。
どの高校に勤務しているかの紹介はされていないので分かりませんが、現場の1つの例として参考になります。
集中力が続かなくなった学生
元記事のインタビューでは、実際に学生さんと触れ合うと、日常のエンタメが短いコンテンツが増えているようです。
映画ではなく、Youtubeなどの動画になり、さらにショート動画が人気になるという変化です。
ショート動画に慣れてしまいと、授業の時間も当然長く感じて集中できなくなる現象が起きています。
同じくように、漫画も長いと感じるようになった学生には、本などの活字で学ぶことを苦痛に感じることも理解できます。
チャットGPTの返答は、AIが進化して長文で回答を返すことができるようになってきました。
返答の文章を正確に読めないと、チャットGPTの答えを全て信じることしかできません。
つまり、チャットGPTの返答を理解する力がないと、チャットGPTに『使われる側』になる可能性があるので注意が必要です。

僕もチャットGPTの文章を全て飲み込むのではなく、最終的に自分の頭でもう一度判断できるように注意したいと思います。
読解力をつけるための「読書」がそもそもできない
数分の集中力しか続かないと、「読書」という読解力をつける方法がとれません。
本に書かれている文章を細切れにしか、読むことができないからです。
「読解力」というチカラが、大切になる環境になったことを意識する必要があります。
文章がそもそも読めない学生に対して、「読解力」を鍛えるために教育の現場では難渋しているようです。
チャットGPTが回答する文章の長さを読むことができるチカラが、『使う側』に回る最低限の条件ですね。

個人的に面白いと感じているのが、チャットGPTの文章が日常で触れ合う、最も長い文章になる人が生まれることです。もともと読書習慣などがなく、文章を全く読まない人にとっては、逆に文字を読む習慣に繋がるかもしれないのではと、個人的には期待しています。
個人的な見解 誰もチャットGPTの正しい使い方は知らない
ここから先は、ダイダイの個人的な見解です。
スマホが日常生活に入ってきた時、スマホがどれだけ有能な物か分かっている人はいませんでした。
スマホを先行して触り始めた人が、便利さに気が付き、その後に多くの人に広まりました。
スマホが生活に欠かせない道具になった時と同じ現象がチャットGPTで起きてもおかしくないと感じています。
子供の教育と相性が良いのかの答えは、誰も分からないと思いますが、チャレンジする価値はあると思っています。
少なくとも、公教育にチャットGPTが採用される未来があるとしても、その時は子供は成人した後ぐらい時間がかかっていると思います。
子供たちに利用しようと考えているならば、自主的に情報を集め、自分で試行錯誤しなくてはいけません。

子供の教育にチャットGPTを使ってみたら、その感想などもブログ記事にしたいと思っています。
【まとめ】
- 便利なAIは、学生の能力をさげてしまう可能性がある。
- AIを使いこなすために必要な『読解力』を鍛えることすら難しい学生が生まれている。
- 教育現場のAIの活用法は、現時点では未定で、自分で試行錯誤するほかない。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
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