今回は読書教育で有名なヨンデミ―さんの記事から、小学校低学年ぐらいまでの方が対象の記事を読んだのでレビューしたいと思います。
中学受験の有無に関わらず、日々の生活を送る上でも、国語力は欠かせない能力の1つです。
そして、読書は大事な国語力を鍛えていく有効な手段で、絵本から始まり児童書へとステップアップしていきます。

そろそろ絵本を卒業して、児童書を読む年齢になってきたと思うんだけどなぁ
我が家も壁にぶつかっていますが、文字が中心の児童書に読む対象が変わるには時間がかかります。
今回は「読書教育」の専門家ヨンデミ―さんのサービスを1年間利用した家庭の軌跡から、低学年の児童書移行の時期の悩みについて学びたいと思います。
この時期の悩みを上手に解決して、読書習慣や読解力を身に付けたいですね。
- 子供に読書習慣、読解力を身に付けて欲しい御家庭
- 児童書だと読まないという悩みを抱えている御家庭
【結論】
- 本人のレベルに合う本を読み続ければ、読解力は向上する。
- 読解力が向上すれば、国語の偏差値も伸びていく。
【解説】
今回はヨンデミ―さんの記事なので、最終的には「読書教育が有用である」という結論に落ち着きます。
しかし、今回の記事から「選本」という言葉で、レベルにあった本を選択することが効果的であることが解説されています。
この「選本」という作業を家庭内で行える場合は、ヨンデミ―さんのサービスは不要です。
逆に、家庭で選本が難しいと感じた場合、ヨンデミ―さんは検討してみてはいかがでしょうか。
元記事 目をキラキラさせて読むようになり、国語の偏差値は+20!? 「児童書を読ませなきゃ」という焦りがなくなりました|ヨンデミー | 子どもの【おうち読書 × 教育】はおまかせ📚|note
児童書をなかなか読んでくれない原因は?
元記事の少女は、図書館で絵本に触れ合う機会はありましたが、児童書をなかなか読みませんでした。
結論を先に書くと、「読まない」のではなく、「読めない」状態だったことが原因でした。
ヨンデミ―さんのお試しから初めて、小2の少女に提案された本は5歳ぐらい対象の本でした。
保護者の方が少し落ち込んだ気持ちは、容易に想像できます。
しかし、ヨンデミ―さんが選本したくれた本を読むことで、少女は本を楽しく読み始めたそうです。
楽しい読書習慣を取り戻した少女は、素敵な本との出会いがあり、成長を続けているという素晴らしいエピソードもついています。
今回のことから学べる点は、「子どものレベルに合った本を選ぶことは難しい」ということです。
そして、「読まない」と「読めない」を見極めることは、保護者にはできないかもしれないことも意識する必要があります。

親の立場だと、こんな本も読んで欲しいという願望があるので、判断がさらに難しくなるかもしれないと思いました。自分も注意しながら、こどものレベルにあった本を選びたいですね。
国語の成績が向上してきた
今回の記事の少女は、模試の国語の偏差値もアップしています。
ヨンデミ―さんのサービス利用前までは、「漢字練習」しか国語の勉強をしていない状況でした。
そして漢字練習で「文字」をよむことはできていましたが、「文章」を理解するところまで到達していませんでした。
保護者の方が模試の理解力について、しっかり分析していた点を純粋に尊敬します。
ヨンデミ―さんのサービス利用から読書習慣が身につき、模試の問題を全部読み切れるようになりました。
「文章を読めない状態」から「文章を読み切れる状態」に変化したので、成績が上がるのも当然ですね。

保護者の方が模試の分析を既にしていたので、成績が向上した理由も明確ですね。文章が読めるようになったからです。当初の目的は違ったと思いますが、成績まで上がればなおさら焦りはなくなるでしょうね。
ダイダイ家の場合
我が家の読書習慣が何かの参考になればと思い、本との触れあい方を紹介します。
我が家はヨンデミ―さんのサービスは利用していません。
子ども自身が読みたい本へのこだわりが強く、他の人が選んだ本を受け付けないからです。
僕自身はヨンデミーさんのように「レベルにあった選本をする」ことはできないので、くもんの推薦図書の読み聞かせをしています。
子どもの理解レベルも分からないので、わからない前提でレベル別の物を借りて対応しています。
3AからBまでの推薦図書を2~3冊ずつ同時に借りてきて、読み聞かせを続けています。
もう少しで200冊になり、3AからBの推薦図書は制覇できるので、同じシリーズを借りる予定です。
暫くは絵本の卒業を目指さず、絵本で複数レベルの難易度を読み続ける予定です。
【まとめ】
- 適切なレベルに合った本選びは、読書を楽しむことができるようになる。
- 読書習慣から身に付けた読解力は、国語の成績向上につながる。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
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