受験の天王山と呼ばれることがある夏休みも終わりが近づいてきましたね。
夏期講習が終わりに近づいてきて、頑張ってきた反動で一休みしたい受験生もいると思います。
一方で、このまま頑張っても逆転は難しいかもと心が挫けそうになった受験生もいるかもしれません。
今回は机上の空論ではありますが、「油断してはいけないこと」や「諦めたらいけないこと」が分かる計算式を紹介します。
受験本番まで100日以上残った受験生のモチベーションにつながればと思います。
- 夏休みの努力の反動で、中だるみに注意したい御家庭
- なかなか成績が上がらず、メンタルが挫けそうになっている受験生
【結論】
- 毎日1%だけ多く頑張ると、70日後には2倍の力がついている。
- 毎日1%ずつ油断すると、100日後には3分の1の力になってしまう。
【解説】
今回は、コツコツ努力を続けると実力になることと、毎日油断していると逆転されるかもしれないことを同じグラフで表してみたいと思います。
計算練習をして、グラフも読めるようになった受験生なら十分理解可能だと思います。
あくまでも計算上の話ですが、気楽な気持ちで読んでもらえると嬉しいです。
1%の努力と1%の油断
毎日、1%ずつ多く努力することを「前日×1.01」を繰り返すと計算式にあてはめます。
また、1%ずつ油断することを「前日×0.99」を繰り返すと計算式にあてはめます。
この2つを開始100日後までグラフで表現すると次のようになります。

1%の努力を積み重ねること
上のグラフの青線が、1%多く頑張ることを続けた場合のグラフになります。
2倍の実力になるのは、50日後ではなく70日後です。
つまり、目に見える成果が出てくるためには時間がかかることが分かります。
もし、頑張っているのに結果が出ずにつらくなっている受験生がいたら、このグラフを見せてあげてください。

「複利計算」を知っていると、最初が成果が見えにくい時期だと分かりますね。頑張ってきた勉強が繋がって、後半に急激な伸びをみせると信じたいですね。
1%ずつ油断すること
上のグラフの赤線が、1%ずつ油断することを表しています。
最初は、学力がそこまで落ちていない気がするかもしれません。
しかし、油断した状態が続くと、100日も経てば3分の1の実力になってしまいます。
ただの計算式ですが、ドキッとする数字ですね。
夏期講習を頑張った反動で、少し休憩したくなる受験生に、このグラフを見てもらいたいです。
努力と油断を繰り返した場合
もし、50日頑張って、50日油断したらどうなるでしょうか?
「前日×1.01×0.99」を繰り返すことになります。
すると、「前日×0.9999」になり、もとの実力を維持できません。

1日油断した場合、1日頑張るだけでは取り返しくいことが分かる計算式です。気分にムラがある受験生には、この数字を教えてあげることが効果があるかもしれませんね。
【まとめ】
- コツコツ努力を積み重ねることが大事であることをグラフにしました。
- 秋以降も少しずつ努力を重ねて受験本番を迎えられることを応援しています。

1%多く頑張ることが、なぜ「×1.01」なのかという冷静なツッコミは勘弁してください。あくまでも、受験生を勇気づける計算式だと思って頂けると嬉しいです。
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