【ドラゴン桜2から学ぶ】中学受験の夏休みの過ごし方

全般

東大受験を題材にしたドラゴン桜2がテレビ放送されていますね。

6/13のテレビ放送では、夏休み過ごし方について受験生のタイプ別に解説されています。

大学受験と中学受験では、受験生の体力や精神力に違いはありますが、ドラゴン桜2で描かれている内容は非常に役立ちます。

受験生の性格を理解して、夏休みを効率よく有効活用したいですね。

特におすすめの人

・夏休みなど長期休みの勉強計画に不安がある人
・天王山の夏休みで、しっかりと実力を伸ばしたい人

【結論】

性格が拡散型と保全型のどちらか意識して、タイプ別に夏休みの勉強計画を立てる。
保全型の受験生は、夏期講習以外は塾の自習室の同じ席などルール決めて勉強した方が良い。
拡散型の受験生は、夏期講習以外は塾や家などを変化をつけて勉強するほうが良い。

【解説:性格タイプ別 勉強計画の立て方】

まず、ドラゴン桜2で実際にされた受験生の性格診断からはじめましょう。

性格診断テスト

気になる本が色々あって、本を読むことにします。
1冊読んでから次の本を読みますか?それとも同時にいろいろな本を読みますか?

みなさんはいかがでしょうか?
僕は1冊読んでから次の本を読むタイプです。

1冊読んでから次の本を読む人は「保全型」と言われます。
一方で、同時にいろいろな本を読む人は「拡散型」と言われます。

このタイプはどちらの方が受験に適しているというものではありません。
タイプを理解しながら目標設定を行うと、勉強計画が成功する確率が上がる」というものです。

中学受験の場合も、家庭でも受験生のタイプにあった目標設定をすると良いですね。

保全型の受験生:夏休みの過ごし方 5つのポイント

保全型の大事なことは、心配することをなるべく減らすことです。
安定して、コツコツ積み上げることを意識する方法を意識する必要があります。

勉強する場所は固定する。

塾の自習室を利用する場合、可能ならば毎日同じ席で取り組みましょう。
家で勉強する場合、家族も協力して安定した環境を作りましょう。

余計な心配事、気になることを増やさないことがポイントとなります。

1日ごとにノルマを決める。

保全型の受験生に課題の積み残しは悪影響を及ぼしかねません。
毎日ノルマを消化することで、少しずつ実力を積み上げる方が良いそうです。

仲間と進捗情報を報告する。

周囲の受験生が気になって、心配事が増えるかもしれません。
仲間と勉強の進捗情報を報告することにして、受験生が十分頑張っていることを確認しましょう。

今持っている問題集を徹底的にする。

基礎力が大事なことは言うまでもありません。
基礎力に加えて、自信と安心を身に付けながらレベルアップしていくことが大事です。

最初からハイレベルな問題集には手を出さない。

大事なポイントは「最初から」の部分です。
ハイレベルな問題集に挑戦する時期を調整することで、余計な心配事を増やさないようにできます。

保全型受験生は、コツコツ、心配事を増やさず、安定した夏休みの勉強計画を立てることをオススメします。

拡散型の受験生:夏休みの過ごし方 5つのポイント

拡散型の受験生は、毎日の気分を大切にし、モチベーションを維持することが大事になります。

勉強する場所は気分で決める。

塾の自習室でも席を変える、日によって自習室ではなく家庭学習に変えるなど工夫ができます。
本人の気分が乗る場所で勉強に取り組むことがポイントになります。

ノルマは5日間で自由に調整する。

拡散型の人は、毎日ノルマを設定すると重圧に感じるかもしれません。
例えば、毎日少しずつの課題を設定せず、5日間など少し幅を持った設定をする方法です。
少し幅を持ったノルマにして課題をクリアすることで、のびのびと取り組むことができます。

憧れの人をロールモデルにする。

拡散型の人は、憧れの人に追いつこうと真似することでモチベーションを上げることを意識しましょう。優秀なクラスメイト、憧れの先輩に追いつけるように頑張ってみましょう。

テンションが上がる問題集を1冊見つける。

大事な問題集を1冊見つけて、その1冊に集中しましょう。
問題集探しだけで終わらないように注意する必要があります。

ゲーム感覚でハイレベルな問題にも挑戦する。

難問に挑戦したことがきっかけで、勉強のモチベーションが更に上がる可能性があります。ゲーム感覚で気軽に挑戦しても、ペースを乱されにくいことも拡散型の特徴ですね。

拡散型の受験生は、気分が上がった環境を作れる、少し幅を持った勉強計画を立てることをオススメします。

【おまけ:保護者の視点から考える】

保護者の視点から、個人的な見解を述べます。

保護者と受験生が同じタイプの場合、気持ちが共感でき、メリットデメリットも把握しやすいのでトラブルになりにくいと思います。
例えば、保全型同士ならコツコツ計画を立てる気持ちも共感できるはずです。

しかし、保護者と受験生のタイプが別々ならいかがでしょうか?

「拡散型」の保護者が「保全型」受験生をみると、非常に真面目に見えるでしょう。
急にハイレベルの問題をやらせたり、余計なことをしなければ問題は起きにくいでしょう。

「保全型」保護者が「拡散型」受験生をみる場合には、とても我慢が必要になることが想像されます。

勉強する場所すら安定しない(ようにみえる。)
毎日コツコツ勉強できない(ようにみえる。)
レベル違いの課題に無駄に取り組む(ようにみえる。)

たとえ本人は気分が乗って、しっかり勉強していても、不十分に見えてしまうかもしれません。
保護者側が歩み寄って理解する姿勢を大事にしたいですね。

保護者のタイプと受験生のタイプの違いは、落ち着いて理解しておくことをオススメします。

【まとめ】

  • 受験生の性格に合わせた、夏休みの学習目標設定のコツがある。
  • 中学受験にも利用できるコツなので、タイプ別に学習計画をたてて夏休みの備えましょう。

ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。

ドラゴン桜2の最新刊です。漫画もドラマも東大受験本番が近いですね。

他にもドラゴン桜2から多くの事が学べます。

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