今回、本屋さんで偶然であった本「中学生のための東大生の勉強法カタログ」という本を紹介します。
タイトルに書いてあるように、「中学生」をメインターゲットとしていますが、小学校高学年ぐらいなら理解できる内容です。
そして、この本の中身が理解できる小学校高学年にも非常に役立つ情報が満載でした。
8人のタイプが異なる東大生が、色々な勉強方法の提案をしてくれています。
勉強の方法論に関する本を読んだことがない小学生にも、分かりやすくまとめられている良書でした。
今回、僕のおすすめ本の1つとして紹介させていただきます。
【解説】
2022年4月19日に初版が発行された新しい書籍です。
<本の概要>
8人の東大生合わせて合計100個の勉強法が紹介されています。
東大生のタイプも、コツコツ型、バランス型、集中型、工夫型が2名ずつ集まって、オススメの勉強法が解説されています。
タイプ別なので、同じ本の中に反対方向の内容が説明されている点も面白い本ですね。
- ギブアップタイムを決めて、時間を区切る。
- 時間があれば、とことん考えてみる。
表面上では反対方向のアドバイスも、押さえておきたいポイントが解説されて本当の意味が分かります。
具体的なアドバイスを詳細に解説してあるので、気軽にためしてみることができます。
おすすめのポイント① 色んな人が書いている
8人のタイプが異なる人たちのアドバイスなので、全てのアドバイスが読者に当てはまるわけではありません。
そのかわりに「必ず1つは納得のいく内容がある」といっても過言ではありません。
8人の方が色々な角度で実体験を書いてあるので、どれか1つは刺さる内容です。
勉強する本人に直接読んでもらうには、この本のように幅広い内容の方が手にしやすいですね。
オススメのポイント② 小学生高学年以上なら読める
タイトルに書いているように対象は「中学生」となっています。
本の中には「英語」「副教科」「内申点」などの話題もあり、中学生に該当する部分もあります。
しかし、「暗記もの」「計画の立て方」など、勉強全般にあてはまることも多く解説されています。
文章の難しさは、小学生高学年なら十分に読める内容まで柔らかい文章です。
勉強方法に悩んでいる中学受験を考えている小学生にプレゼントしてみるのも良いでしょう。
おすすめポイント③ 親の実体験以外のアドバイスができる
子供に色々なことをアドバイスするときに、親の実体験が参考になる場面があると思います。
○○の方法でやってみたら?などのアドバイスは、勉強に関しては諸刃の剣になりかねません。
理由は簡単です。
子供と親の勉強タイプが「必ずしも」一致しないからですね。
この本を参考にすると、親には理解できない子供の行動が有効な勉強方法かもしれないのではと考え直すきっかけにできます。
また、子供のタイプに合う勉強法を見つけてあげることができるかもしれません。
この本は、親の実体験以外の視点を与えてくれる良書としておすすめします。
【まとめ】
- タイプ別8名の東大生の勉強法を100個集めた参考書を紹介しました。
- 小学校高学年なら十分内容が理解でき、中学受験にも役立つ本です。
- 勉強方法について、1冊で色んな方法を知ることができる良書としてオススメします。

偶然出会った本ですが、大変参考になりました。「カタログ」という名前が絶妙で、この勉強カタログを持っていれば、自分に合った方法に出会えると思います。自分と同じ方法でやっている東大生がいたことが嬉しかったです。
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