先日、CMなどで見かける機会が増えた「atama+」に関する特徴をまとめた記事を作成しました。
AIの力を利用することが教育の分野にも広がっていることが分かります。
今回は広島の学習塾での採用状況をまとめましたので、参考になればと思います。
「atama+」と提携している塾の一覧
鯉城学院
鷗州塾
田中学習会
1対1ネッツ
明光義塾
駿台予備校
栄光の個別ビザビ
俊英館Flex
メディカルラボ
増田塾
上記が広島で「atama+」と提携している学習塾の一覧となります。
基本的に中学生、高校生を主に対象としている学習塾が提携していて、中学受験専門の塾は対象にはなっていません。
「atama+」の公式HPでは広島の学習塾95校に展開していると記載されています。しかし、同じ系列を校舎1つずつカウントしていますので、実際は10の学習塾で採用されています。
各塾ではもともとのコースと別枠で「atama+」を利用したコースが設立されていて、全面的に「atama+」を利用しているというより並列に紹介されているという立ち位置になっています。
小学生の中学受験を対象としたカリキュラムが現状は充実していないため、大きく宣伝されれはいません。今後算数以外の教科が出てくれば、事情は変わるかもしれません。
おまけ:完全に個人的な意見
完全に個人的な意見となりますが、「atama+」の本領発揮は親塾や家庭教師の方が相性が良いと思っています。
生徒数が多い塾では学習塾が生徒の成績や傾向などの抱えているデータが多くありますので、完全に個人にフィットしないことはあっても、一定以上の分析力が備わっていて適切に個人に対応できると思います。それはこれまでの進学実績が反映している所だと思います。
一方で、親塾や家庭教師では個人が抱えているデータには限りがありますので、個人にフィットしたカリキュラムにできるかどうかは完全にそれぞれの腕の見せ所となります。
いわゆるプロ家庭教師と呼ばれる方々はAIを超える適切な内容やカリキュラムを構成できると思いますが、一方で効率的な学習に導けない親塾や家庭教師もいると思います。
足りない部分をコーチングの方でカバーすることも沢山あると思っていますが、過不足が少ないカリキュラムを作ることは個人では難しい場面も多々あると思います。
「塾のカリキュラム」VS「家庭教師のカリキュラム」VS「AIのカリキュラム」の対決です。
将来的にはAIが抱えるデータ量が増えて、カリキュラムだけならAIが追い越すと僕は想像しています。
実際はどんなに優れたカリキュラムでも本人のやる気など他の要素が多く関係するので、簡単に優劣は決められないでしょう。
最終的には各家庭で総合的に判断することになると思いますが、AIの分析力の進化には注目していきたいと思います。
まとめ
- 広島県内では10系列の学習塾が「atama+」を採用している。
- 中学生・高校生を対象としていて、中学受験用の「atama+」は広島で現時点では未定である。
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【中学受験】「atama+」は中学受験に影響があるのか調べてみた。 | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)
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