【学校徹底分析】広島大学附属中学校について

中学校分析

今回は広島大学附属中学校(以下:附属と表記)を分析します。

ダイダイの広島受験blogでは、附属を中学受験校の最難関校と位置付けています。

詳しくは「偏差値」を基準にして、広島の中学受験校を分析した記事を参考にしてみてください。
広島市内の中学受験校を「偏差値」でまとめてみた | ダイダイの広島受験ブログ (daidaijyuken.com)

附属のHP上で公式発表されている情報を中心に分析しましたので、ご参考になればと思います。

附属は高校受験時も最難関校とダイダイの広島受験ブログでは位置付けています。

基本情報

受験情報

  • 募集人員:120名 男子60名 女子60名
  • 検定料(受験料):5000円
  • 選考方法:学力検査、調査書、志望理由書
  • 学力検査:国語100点(50分)、算数100点(50分)、社会60点、理科60点(社会と理科合わせて50分)

<開示情報・一般受験>

2020年2021年2022年2023年
志願者数合計1015名946名952名920名
男子・志願者514名518名547名
女子・志願者数432名434名373名

<開示情報・内部生>

2020名2021名2022年2023年
志願者数合計59名60名62名59名
男子・志願者数31名32名28名
女子・志願者数29名30名31名

小学校とのつながり

附属小学校から附属中学校への進学は試験があります。

情報開示から内部性の倍率は約1.8倍で、全員が進学することはないと思われます。

内部生と外部生の比率は、内部生よりも外部生が約3倍多い形になります。

  • 付属小学校に入学できても付属中学に進学できない場合があることを各家庭で理解する必要があります。
  • 倍率をみると外部生受験(一般受験)は、他中学に比べても非常に高くなっています。

高校とのつながり

附属中学から附属高校へ内部生の進学があります。

令和2年の情報開示によると、内部生は118名中118名合格しています。このことから、内部生は希望者全員が附属高校へ進学することが可能と思われます。

中学の定員は120名、高校の定員は200名です。

内部生と外部生の比率は120名:80名となり、内部生が多い形になります。

  • 附属中学校で入学した場合、高校進学時の落第を心配をする必要はなさそうです。
  • 外部生が途中で入ることのメリット、デメリットをどのように捉えるかは各家庭の方針になると思います。

大学への進路実績:既卒生も含む

2020年2021年2022年2023年
東京大学6(6)9(8)7(7)9(7)
京都大学9(9)8(7)16(14)10(7)
大阪大学15(12)13(11)16(13)18(14)
北海道大学3(2)1(1)2(1)4(4)
東北大学0(0)0(0)1(0)0(0)
名古屋大学2(2)2(2)1(0)0(0)
九州大学9(7)15(11)6(3)10(9)
()の中は現役生の人数

1学年200名であることから1クラス40名であると仮定して、計算上は各クラスに東大や京大に進学する人がいる環境となります。

2020年2021年2022年2023年
広島大学41(32)48(32)36(31)34(28)
国公立医学部医学科26(16)33(19)27(19)21(13)
大事なポイント
  • クラスメイト(40名)の中に東大、京大、医学科進学者がいる環境と考えられます。
  • 同じ学年(400名)の中1人東大進学する人がいる環境と比べて、非常にハイレベルな勉強環境が整っている。

勉強に取り組む体制など、コロナ禍の難しい環境下でも順調に学力を伸ばしていたことが分かります。

広島学院に負けずに医学科進学者を輩出している点からも広島県内のトップクラスの学校であることは間違いありません。

まとめ

  • 小学校から中学校へ全員が進学するわけではない。
  • 中学校から高校へは希望者全員が進学することが可能である。
  • 大学進学実績は非常に優秀で、単純な計算上は各クラスに東大や京大進学者がいる環境で切磋琢磨ができる環境となっている。

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*2023年4月に情報を追加して最新更新しています。

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