【学校徹底分析】安田女子中学校について

中学校分析

今回は安田女子中学校(以下:安田女子と表記)について分析していきます。

ダイダイの広島受験ブログでは安田女子を中堅校と位置付けています。

詳しくは「偏差値」を基準にして、広島の中学受験校を分析した記事を参考にしていただければ幸いです。

<基本情報>

<受験情報>

  • 定員:前期特進 40名 前期総合110名 後期特進10名 後期総合40名
  • 選考料:10,000円

<受験科目>

  • 前期専願:算数、国語、個人面接
  • 前期併願:算数、国語
  • 後期専願:算数、国語、理科、社会、個人面接
  • 後期併願:算数、国語、理科、社会

専願と併願で学科試験の内容は、同一の試験問題です。

特進コースと総合コースは、入学後も審査を受けてコース変更が可能です。

<受験開示情報>

公式HPで確認しましたが受験数や合格者数などの情報を見つけることができません。

他のサイトで散見できる数字も一部ばらばらな数字であり、ダイダイ広島受験ブログでは、参考値も記載しません。

ネット上で確認できる倍率は2倍を超えず、2倍以下をイメージすればよいと考えます。

*受験科目数に大きく違いがあるため、安田に進学希望が強い場合は受験科目から検討する必要があります。

大事なポイント
  • 倍率などはあまり高くなく、一定の学力未満の受験生以外は合格できるという印象です。

<高校とのつながり>

中高一貫校であり、内部生は希望者は全員進学できます。

高校からの外部生は、約80名(推薦20名+一般60名)となります。

つまり、内部生と外部生の比率は200名:80名で、内部生の方が多い比率となります。

*内部生の方が多いため、高校時の環境変化は比較的小さいと思われます。

*高校受験を避け、6年間安定した学習環境を求める場合には安田は候補になると考えられます。

<進学実績>

2020年2021年2022年2023年
旧帝大1名0名1名1名
国公立全体50名54名49名65名
広島大学12名11名7名
安田女子大学150名134名114名
現役生のみ記載しています

*難関大学に進学希望の場合は、周りに流されず強い意志で勉強する必要があります。

*進学実績だけを考えると、大学受験への取り組みより、その他のスキルを身に付ける人が多い学校と捉える方が良いかもしれません。

大事なポイント
  • 安田女子から浪人して難関校を目指す生徒は少数派で、現役で大学進学を目指す生徒が大半です。
  • 安田は系列大学への推薦入試があり、大学まで系列で考える場合には良い候補となります。

<安田女子大学について>

安田女子中学、高校から、系列の安田女子大学への進学が可能です。

約半数の生徒が安田女子大学を合格していることから、安田で真面目な学園生活をすれば大学まで進学できることが想像されます。

安田受験のメリットの1つは、中高一貫と大学進学まで計画を立てることができる点です。

安田女子大学は7学部14学科もあり、薬学部、看護学部といった直接手に職をつける学部もあります。さらに卒後就職率は100%近くあり、大学のサポートも充実しています。

現時点で、10年以上先の就職状況まで想定することは不可能ですが、サポートが充実していることはポイントですね。

系列の安田女子大学の情報も考えて、中学受験後の進学先として検討すると良いかもしれませんね。

<まとめ>

  • 安田女子中学校は伝統ある女子中高一貫校である。
  • 系列大学の推薦を考え、安定した学生生活を求める場合良い選択肢となる。
  • 難関大学などの進学を考えるなら、周りに流されずに勉強に取り組む強い意志が必要となる。

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