【解説】令和3年度AICJ中学入試の変更点

学校関連

AICJ中学校の令和3年度の受験要項が公式発表になりました。
以前、学校徹底分析のブログ記事でAICJ中学の特徴についてまとめていますので参考にしていただけると幸いです。

今回は、昨年度との変更点やコロナの影響についてまとめていきます。

*9月4日にAICJ中学から公式発表になった点をみて、一部記事を修正しています。

【結論】

AICJ中学校は、昨年度と大幅な変更点はありません。
受験範囲はすべての教科で縮小がないことが発表されました。

第3回の入試科目が、2科目受験(算数・国語または算数・英語)に変更になっている。

【解説】

まず入試日程に関することを解説します。

12月に一足早く行われる自己推薦に加えて、合計3回のテストが行われる日程は昨年と同じです。

自己推薦入試は東京、大阪、岩国で行われるため、基本的には県外の人が対象と考えられます。
そのため広島在住の人は、3回の本校入試がメインとなります。

3回のテストのうち、1回目のテストは1月4日と他の学校と比べて非常に早い時期に行われます。

入試慣れという点や冬休み期間で学校を休まず受験が可能である点から、1回目受験を選択肢に入れる家庭が出てくる可能性があります。

問題はコロナの受験会場感染のリスクです。

世間一般に言われている2週間の潜伏期間を考えて、仮に受験会場が密となり感染したとしても、他の学校の受験日に影響を及ぼさない可能性が高いです。

受験会場感染を理由に、第1回の受験を避ける必要性はあまり高くないように考えます。

受験会場以外の感染のリスク(家庭や学校生活など)は、各家庭のご判断となります。

1回目入試の合格の権利は東医Hコースは申し込みを行わなければ他校受験前に消失してしまいます。

早慶国立大コースでは合格の権利は維持されますので、他校が本命校の場合でも1回目入試を受けるメリットがあります。

AICJ中学が本命校である場合は、1回目から全力でチャレンジする計画で全く問題ありません。

次に受験範囲について解説します。

2021年度入試用として、改めて公式HPで発表がありました。

文部科学省からのコロナの影響を配慮して入試範囲を縮小するようにコメントがあったことに対する直接的な表現での言及はありません。

しかし、算数、国語、理科に関しては【昨年度同様】と表記してあります。

社会に関しては、【昨年度同様】という言葉ではなく、【従来通り】という言葉を使用されています。

いずれにせよ、AICJ中学校ではコロナの影響を受けて受験範囲の縮小は行われない模様です。

AICJ高校の入試では縮小と明記してあるため、中学では縮小はなしと判断して良さそうです。

第3回入試は、2科目受験に変更になっています。
算数・英語入試を選択し英語で英検3級を利用した場合は、英語は満点扱いになるため算数の1科目受験となります。

英語に関しては、難易度を英検4級程度とすると発表がされています。

英語を利用する場合は、英検3級まで頑張って満点扱いにしてもらう方が合格への近道かもしれません。

また英語の対策をしていない場合は、他校受験でも学習を進めている理科、社会の利用の方が無難かもしれません。

【まとめ】

  • AICJ中学校では、昨年と同様の予定で入試日程が計画されている。
  • コロナに関して、特別学校側の対応としては影響を受けていない。
  • 第1回入試は他校受験とも日程が大きく離れているため、本命、お試し、入試慣れなど各家庭の目的に合わせて検討できる。
  • 第三回入試は、2科目受験へ科目数が昨年度と変更になっている。

*必ず最終的にはホームページや説明会などで公式発表を確認してください。

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