医師国家試験、司法試験、公認会計士の「三大難関国家資格」を全て合格した河野玄斗さんの記事を読んだので、参考になる部分をピックアップしてレビューしたいと思います。

天才の勉強方法なんて、我が家には関係ないよ、、
僕も河野さんは天才だと思っていますが、努力の量の部分も並外れたものがあると思っています。
努力の仕方や方向性などは、天才ではない我が家も参考になる部分がありました。
今回は河野さんの才能以外の部分に注目し、努力の仕方など真似できる部分を日々の勉強に役立てばと思います。
- 才能がある人の勉強法を学びたい方
【結論】
- 「短期集中」と「深い理解」を意識して、勉強計画を立てる必要がある。
- 学習することの価値を理解して、勉強に取り組むことが大事である。
【解説】
河野さんは、東京大学理科三類に現役合格後、在学中に司法試験に合格、そして公認会計士試験にも合格した方です。
テレビ番組の『頭脳王』でも優勝し、Youtubeなどでも多方面でご活躍されています。
今回は、河野さんの記事から中学受験にも関わる部分をピックアップして、レビューしたいと思います。
元記事:https://toyokeizai.net/articles/-/667493
短期間集中型の勉強方法
記事では『短期間集中』という言葉を理解するために、次のような例をあげています。
『1日1時間✖️100日』と『1日10時間✖️10日』の勉強は、合計100時間で同じだけど、どちらが効率的なのかという視点です。
長期間にわたる学習では、途中で他のことに影響を受けるなど、100日の勉強法には弱点があります。
記憶の定着や体系的な知識を身につけるには、短期集中にメリットがあることを指摘しています。
大事なことは「長期記憶にするために、短期集中する方が効率が良い」という視点ですね。
数字はあくまでも例え話なので、小学生の体力や環境に合わせて調整する必要がありますが、短期集中は中学受験にも役立つ考え方で上手に利用したいです。

コツコツ勉強することも大事ですが、短期集中して取り組むことも織り交ぜて、勉強を立てていきたいですね。
深い学び方をする学習習慣
問題を解く際、「なぜ解けなかったのか?」と自問し、その回答を理解することで、問題解決のスキルを身につけることができます。
資格受験の学習においても有用なスキルは、中学受験の時にも当然役立ちます。
問題集を何回も繰り返すだけでは、学力が伸び悩むことがある原因ですね。
秋以降に過去問や模試が始まりますが、「深く学習する」ことを意識することは、中学受験に役立つポイントですね。
自己投資の価値
河野さんは学習時間を自己投資と捉えています。
中学受験の生徒にとっても、勉強時間は自己投資であり、その結果として将来的に高い学力や多くの選択肢を得ることができます。
これに関しても分かりやすい例をあげています。
合計で1000時間勉強することで、年収が100万円上がると仮定する。
40年間仕事をするなら、合計で4000万円の給料を多く稼ぐことができる。
つまり、勉強時間は4000万➗1000時間で時給4万円の価値となる。
非常に分かりやすい例ですね。
中学受験を考えている学生なら、この計算式を理解できると思うので、紹介してあげると良いと思います。
どうして勉強するのか?という問いに対してシンプルに答えるなら、このお金の例で説明することが有効な手段となります。
【個人的な意見】
ここから先はダイダイの個人的な意見です。
今回の記事で特に大事な点だと感じたのは、「長期記憶にすることを意識する」「取り組むことの意味を理解する」「天才も努力している」ことの3点です。
なぜ頑張るのかを理解した上で、長期記憶にすることを意識した方法で、十分な努力をする必要があるということが大事であることが再認識できました。
我が家はギフテッドではないので、方向性を間違えずに取り組み、「努力の量」だけでも負けてはいけませんね。
河野さんの才能だけでなく、努力の量だけでも尊敬しています。
【まとめ】
- 使える知識にするために、短期集中と深い理解を意識し勉強に取り組むことが重要である。
- 勉強に取り組む時に、自己投資としての価値も理解することが重要である。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
ダイダイの楽天ROOMでは、ダイダイ家で実際に購入した商品でオススメのものや過去問集などをまとめています。
お時間のある時に、ダイダイの楽天ROOMにも遊びに来ていただけると嬉しいです。
今回紹介した河野さんの著書です。
コメント