中学受験が終了して進学先も決まりつつある時期に、「中学入学前に英語学習を始めるのか?」という記事を読んだのでレビューしたいと重要な点をピックアップしたいと思います。
受験生としたら、入試も終わったし、少しはゆっくりしたいなぁというのが本音だと思います。

受験勉強に集中して英語を勉強する時間がなかったけど、英語が得意な子どもについていけるだろうか?
小学校で英語学習が始まり、中学から本格化する英語学習が不安な保護者の方もいると思います。
入学までの2か月間の時間を有効活用して、入学準備として英語学習に取り組むことを僕はオススメします。
元記事の分析と個人的な見解を合わせて、英語学習に対する方針決定の手助けになればと思います。
- 中学受験終了後に、英語学習の準備を検討している方
- 中学受験前に、英語の勉強量の方針を模索している御家庭
【結論】
- 入学時点で英語能力の差はあり、横並びでのスタートではない。
- 英語は中学入学後からでも、勉強は可能である。
【解説】
今回の元記事は、朝日新聞EduAの副編集長の葉山さんが書かれた記事です。
首都圏学校のインタビュー、データをまとめて記事にされています。
元記事:中学受験に合格したら、入学前にやっておくべき英語の学習がある?
入学時点で英語能力には差がある。
「英語能力は、中学入学時点で差ができている」という事実は、強く認識する必要があります。
首都圏で英語入試を実施している学校が増えていて、広島でもAICJの様に英語入試を行う学校があります。
また、他の学校でも英検で入試に加点を設けるなど、小学生の英語能力を評価する傾向が強くなっています。
中学受験をせずに公立校に進学するとしても、「英語能力に差がある」ことは意識しなくてはなりません。
小学校入学前の平仮名を例に挙げると分かりやすいと思います。
小学校1年生の授業はひらがなの書きから始まりますが、入学時点で平仮名が書ける子供は少なくありません。
英語の場合も同じようにアルファベット以上に英語を勉強している人も多いはずですね。
「授業が基礎から始まること」と「入学時点では学力差がないこと」は必ず区別する必要があります。

我が家は小学校入学に向けて、少しずつ国語の勉強を始めています。同じことが英語でも起きると考える方が自然だと考えています。
英語は中学校から頑張れる。
「英語力には差があること」と「入学時点で英語力がないと困る」ことは別の話だと指摘されています。
元記事の教員の話では、中学校から英語学習を開始しても英語力が身につくことも解説しています。
広島では学院や清心の生徒さんが、十分な英語力が身についていることから、中学からの勉強で間に合うことが分かります。
もちろん、学校での学びなや本人の努力がありますが、「英語は中学校から頑張れる」ことの証明です。
中学入試科目に集中して、英語学習をする時間がなかった学生も「英語は中学から頑張れる」ことは知っておきたいですね。

よくよく考えれば、僕の頃は英語は中学校から始める人がほとんどでした。それでも、大学入試用の英語、生活に役立つ英語など本人が望む英語力を身につけていきました。入学時点で他の生徒より英語力がなくても、不安になりすぎる必要はないと思っています。
入学までに2か月もある。
これまでに「英語力に差はある」けど「中学校からの努力で何とかなる」ことを説明してきました。
やっぱり、できる範囲で勉強を進めておいた方がよいことは間違いないでしょう。
少なくとも、「英語の勉強方法」は練習しておいた方が良いかもしれません。
算国理社の勉強方法は身についていても、英語の勉強方法は練習不足の人も多いと思います。
入学までの2か月を利用して、「英語の勉強方法」を試行錯誤することをオススメします。
今まで英語学習をしてきた方は、その時間を増やすのが手が付けやすいですね。
何から手を付けて良いのか分からない方は、スタディサプリのように自分のペースで勉強を続けられるものが練習しやすいかもしれません。

「英語の勉強方法の練習」ぐらいの軽い気持ちで、入学までの2か月を有効活用したいですね。

【まとめ】
- 中学校入学時点で英語力には差ができていることを意識する。
- 英語力に差があっても、入学後の本人の努力で頑張ることができる。
ダイダイ広島受験ブログではツイッターともリンクしています。@daidaihirosima
コメント、質問なども募集しています。宜しくお願いします。
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