【中学受験・記事レビュー】教育費2,200万円問題を考えてみよう!

全般

教育費に関する考え方を物語風な切り口で解説されている記事を読んだのでレビューしたいと思います。

物語風の記事の中から、重要なポイントをピックアップして取り上げています。

保護者
保護者

1人あたりの教育費が2000万円って思っていたけど、いつの間にか2200万円に増えている。今後も値上げされると思って準備しないといけないのかしら?

僕が子供の教育費を初めて勉強した時は約2000万円でしたが、今回の記事では教育費の概算が値上がりしていました。

今後も教育費は値上げするかもしれないという前提で、教育費に対する考え方を元記事から整理したいと思います。

*このブログでは具体的な投資などの話はしないので、投資系の話が苦手な人も安心してください。

今回の記事をオススメする人
  • 私立学校への進学も視野にいれている御家庭
  • 将来、大学進学も視野にいれている御家庭

【結論】

  • 公立より私立、私立より留学と視野を広げるには教育費がかかる。
  • 海外に進学することを考えるならば、日本の教育費は安い方である。

【解説】

今回の記事の著者は奥野一茂さんというお金の専門家で、『教養としての投資』『先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?』『投資家の思考法』などの本を書いています。

お金の専門家の視点から教育費問題を解説されていて、各家庭の教育費に対する考えを整理するのに役立ちます。

元記事:「大学卒業までひとりあたり平均2200万円」は高いのか。教育費問題を投資の観点から考える|エンタメ|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva (shueisha.co.jp)

<公立から私立、そして海外留学へ>

給付型の奨学金を利用する場合を除けば、大学までの最小金額は約800万円と言われます。

これは大学まですべて公立校に進んだ場合の概算で、私立学校や一人暮らしなどが加わると追加の予算が必要です。

奥野さんは次のように指摘しています。

自分の子供を世界で通用する人間に育てたいのであれば、私立校でさえもはやたいしたことがなくて、ましてや公立校ではまったく歯が立たない。選ぶべきは海外留学ということになるのだろうね。

「大学卒業までひとりあたり平均2200万円」は高いのか。教育費問題を投資の観点から考える

理由としては、スポーツや芸術など教育以外の分野では、海外を意識して活動することが当たり前となっているからです。

教育の分野だけは「国内でよい」「公教育で十分である」ということはないことを指摘しています。

教育の分野も他分野と同じく、海外への視点を持って行動したほうが良い結果に繋がりやすいと考える方が自然かもしれません。

ここで問題になるのが教育費です。

公立よりも私立、私立よりも海外の方が教育費が高くなるという問題が待ち構えています。

<海外留学に比べると安い日本の教育費>

値上がり傾向にある教育費ですが、海外と比較するならば依然安い状況です。

具体例で挙げていたのはアメリカのハーバード大学です。

年間5万ドル×4年間×135円/ドル+生活費=4000万円

日本の大学で4000万円ほどの費用がかかる大学は、私立の医学部ぐらいです。

私立医学部を除けば、日本の教育費2200万円は安いというのが筆者の主張です。

たしかに海外と比べれば安い事実は理解できますが、だからといって教育費が現実問題安いわけではありません。

その点に関して個人だけの努力以外にも、国のバックアップなどの整備が整うことを願っています。

<ダイダイの個人的な見解>

今回の記事を読んで、公教育で不足していると判断した場合は私学や留学など視野を広げる必要があることを再認識しました。

子供が海外留学を希望した場合まで考えると、我が家の力だけでは足りないことも確認できました。

我が家の自助努力で可能な範囲は国内私学が限界で、それ以上は奨学金などの制度を利用する必要があります。

一方で、海外留学などの機会を通じて、豊かな学習機会を得ている人達がいる現実からは目を背けないでいようと思います。

ダイダイ
ダイダイ

日本国内では他国と比べて安い教育費で学べることを認識し、我が家でできる範囲で教育の機会を作ろうと思います。そして、豊かな教育機会を得た人達と仲良くなってほしいですね。

【まとめ】

  • お金の専門家の視点から教育費を考えた記事をレビューしました。
  • 公立から私立、海外留学と視野を広げるにつれて、教育費の問題が出てくる。
  • 日本には教育費の問題はあるが、海外と比較するとかなり安い状況である。
ダイダイ
ダイダイ

いつの間にか私立で卒業する場合の費用が値上げされていました。子育てが終わるころには、1人当たり3000万円と言われる時代がきているかもしれませんね。

奥野一茂さんの考え方に興味がある方にむけて、奥野さんの著書を紹介させて頂きます。

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